25日、タイのレガシーゴルフクラブ(バンコク)にて、タイシニアPGAツアーの開幕戦「サンワード・シニア・チャンピオンシップ セキワ カップ2025」のプロアマ戦が開催。今季から欧州シニアツアーのQTを突破して、フル参戦する横田真一が出場する。
横田は欧州シニアツアー「ステイシュア・マルべーリャ・レジェンド」(スペイン)に参戦した後、スペインからタイに渡り、この試合に参加。欧州シニアツアーの手応えはどうなのだろうか?
「調子は予選会が一番良かったですが、現在の体調はまあまあいいので、欧州シニアもなんとかなるかなと。向こうは芝が硬くて、グリーンも硬い。グリーン周りも硬いので、対応しないとダメですね。僕はアプローチイップスなので、『パタローチ』(パターでコロがす)で対応したいと思います(笑)。フェアウェイは打ち込むより、クリーンに打たないとダメですね」
欧州ツアーはどこに目標を置いているのだろうか?
「欧州シニアツアーでフル参戦するので、体調にすごく気を使って真面目にやらないと、大赤字になっちゃうので(笑)。向こうはポイントランク制なので、20位くらいに入らないとダメだと思います。優勝も狙いたいですね」
最後に、横田にプロアマで回ったコース・レガシーゴルフクラブの印象と大会の意気込みを聞いてみた。
「昨年も参加してコースを回っているので、タイ特有の芝などはまあ大丈夫かなと思います。コースは池も絡んで面倒だなと。ティショットも狙いを絞って打たないとダメですね。(グリーンの芝は?)バミューダの芝はけっこう芝目が強いですね。芝目は読まないと。ベントとコーライの間という感じですね。タイ人選手は強いですが、なんとか負けないようにして頑張りたいですね」
欧州シニアツアーにフル参戦して、体調も好調をキープしている横田のプレーに注目したい。(文・加藤雄一郎)