2月28日、タイのレガシーゴルフクラブ(バンコク)にて、タイシニアPGAツアーの開幕戦「サンワード・シニア・チャンピオンシップ セキワ カップ2025」の最終日が行われた。横田真一が「69」のラウンドで、トータル11アンダー・2位でフィニッシュ。倉本昌弘や平塚哲司らトッププロも出場する中、日本勢最上位の結果となった。
ベテラン横田は、前日からショットの調子は良くなかったというが、最近では体調を管理できていることが好結果につながったようだ。
「やっぱり欧州シニア予選会から体調がすごくいいですね。お酒を試合の週では、抜くようにしていますし。ビールも炭酸も変わらないかなと(笑)。ジョギングもして有酸素運動を行っているので、体調がいいのが今日のスコアにつながったと思います」(横田)。
横田がマメに行っていることの一つに、朝イチにuFitのマッサージガン『RELEASER』で筋肉をほぐす動作がある。
「マッサージガンで筋肉をほぐすようにしています。これを例えば、上体を回しながら胸のワキの筋肉を行ったり、前屈をしながらモモの裏やふくらはぎを行うことで、素早く筋肉をほぐすことができるので、時短につながますね。胸の筋肉もほぐすと、両肩が上がらずに構えられるようになります」(横田)。
今季は欧州シニアツアーでシード権獲得を大きな目標に掲げている。次の戦いの場は、5月にカリブ海の島国で開催される「バルバトス・レジェンズ」。スペインの次は中南米のイギリス領の国で戦う。
世界中を旅する戦いになるわけだが、横田は次の戦いに目が向いていた。(文・加藤雄一郎)