<マルハンカップ 太平洋クラブシニア 事前情報◇23日◇太平洋クラブ軽井沢リゾート 浅間コース(群馬県)◇6971ヤード・パー71>
あす24日(土)から2日間の日程で「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」が開催される。国内シニアツアーは今季4試合を終えて、昨季の賞金王に輝いた宮本勝昌が2連勝中。賞金ランキングでも定位置のトップに立っている。
宮本勝昌のシニア3連勝なるか! 元プロ野球選手17名も出るプロアマ形式大会は「張り詰めすぎなくていい」
24日(土)から2日間の日程で「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」が開催される。宮本勝昌は直近の2試合を制しており、シニアツアー3連勝をかけて今大会に臨む。
配信日時:2024年8月23日 03時06分
<マルハンカップ 太平洋クラブシニア 事前情報◇23日◇太平洋クラブ軽井沢リゾート 浅間コース(群馬県)◇6971ヤード・パー71>
あす24日(土)から2日間の日程で「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」が開催される。国内シニアツアーは今季4試合を終えて、昨季の賞金王に輝いた宮本勝昌が2連勝中。賞金ランキングでも定位置のトップに立っている。
開幕戦は兼本貴司、2戦目は片山晋呉、3、4戦目は宮本が制した。賞金レースでは宮本が1890万3000円で1位、僅差で2位の片山、3位の兼本と続く。兼本と4位の手嶋多一とは1200万円以上の差があり、4戦を終えたばかりだがシニアは“3強”の構図となっている。
その中でも宮本と片山の関係性は特別だ。水城高校、日大の同級生で、同時期にプロの世界に入ってレギュラーツアー、シニアツアーとフィールドを変えながら、もう35年以上もライバル関係が続いている。
昨年の「福岡シニアオープン」では、最終日に宮本勝昌が10バーディ・ボギーなし「62」で回って先にホールアウト。勝負が決したかに思われたが、片山がサンデーバックナインで12番を除く8つのホールでバーディを奪うハーフ「28」を叩き出して追いついた。プレーオフでは2ホール目でバーディを奪った宮本に軍配が上がった。
そして前週の新規大会「倉本昌弘INVITATIONAL EAGLE CUPシニアオープンチャリティートーナメント」では、初日に片山が9バーディ・1ボギーの「64」で8アンダーのロケットスタートを決めたが、最終日は強風の中で宮本が長いパットを何度も沈め、9バーディ・ボギーなしの「63」で4打差を逆転。片山は単独2位に終わっている。
「35年以上も切磋琢磨しながらやってきて、この歳になっても2人で優勝争いができるのはプロゴルファー冥利に尽きる…だけではない何かがありそうです」と宮本はしみじみと話す。さらに、「シンゴは(レギュラーツアー)31勝で永久シード。日本でトップの実績を持っているし、歳を重ねるとすごさがより分かりますね」と、ライバルをリスペクトしている。
今大会は昨年の太平洋クラブ御殿場コースから太平洋クラブ軽井沢リゾート 浅間コースに舞台が変更された。「軽井沢でゴルフをやるのは、プライベートを含めても初めてだと思います。空気もきれいで爽やかだし、湿度も低いし、日本の避暑地の代表と言われるのも分かりますね。とても快適です」と笑顔を見せる。
次にコースの印象に聞くと「リゾートとは思えないくらい難易度が高い。パー72をパー71にする設定で飛距離はそんなに短いと思わないですし、グリーンの傾斜もすごいあるので、苦戦しそうな雰囲気はあります」と表情を引き締める。ちなみに軽井沢リゾート 浅間コースは、御殿場コースの改修も手がけた世界的な設計家、リース・ジョーンズ氏の手により改修され、この春から生まれ変わっている。
シニア3連勝がかかる大会も「一戦必勝」という気持ちは変わらない。2日間競技のため、初日の出遅れは命取りとなる。「いつもと変わらない心構えと準備をして、初日には8割以上の状態に体調もゴルフの調子も上げていければなと思っています」と意気込む。
また、今大会は国内シニアツアーで唯一のプロアマ形式で行われる。宮本は初日、飯島宏明、元プロ野球選手の中村紀洋氏、太平洋クラブ会員で予選会を勝ち上がった須浦基嘉さんとの組み合わせとなった。
プロアマ形式の試合は、昨年大会やレギュラーツアーの「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」で経験している。「最初は難しいなと思いました。やってみると意外とプレーに集中できるんだなと思いましたし、(アマチュアと)話しながらプレーできるので、張り詰めすぎなくていいなと思いました」と全く苦にしていない。その証拠に昨年大会では優勝したプラヤド・マークセン(タイ)と2打差の4位に入っている。
優勝賞金は1000万円と2日間競技としては高い。宮本の3連勝なるか、それとも片山が待ったをかけるのか。前⽥智徳氏や⾕繫元信氏らゴルフ好きの元プロ野球選手17名に加えて、芸能界から武井壮氏も参戦。今年新設された60歳以上のグランドシニアの部も行われる大会は、見どころが盛りだくさんだ。
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