<LIVゴルフ第13戦 at シカゴ 最終日◇15日◇ボリングブルックGC(米イリノイ州)◇7131ヤード・パー70>
今季最後となるLIVゴルフの個人戦は最終ラウンドが終了した。4バーディ・ボギーなしの「66」をマークしたジョン・ラーム(スペイン)がトータル11アンダーで今季2勝目を挙げて年間王者に輝いた。優勝賞金400万ドル(約5億6000万円)とともに、ビッグボーナス1800万ドル(約25億3000万円)を獲得した。
ラームは昨年12月にLIVへ移籍。1年目となる今季は開幕から安定した成績を出し続け、12試合に出場してトップ10率は100%を記録した。そのうちトップ3は6度。約800億円とも推定される大型契約で迎えられた新天地で、文句なしの結果を残した。
トータル8アンダー・2位タイにホアキン・ニーマン(チリ)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)。トータル7アンダー・4位にはタイレル・ハットン(イングランド)が入った。
香妻陣一朗は6バーディ・3ボギーの「67」をマークし、トータル2アンダー・15位タイでフィニッシュ。年間ポイントランキングは45位で、同48位までの『オープンゾーン』内を堅守した。チーム間のトレードまたは放出の対象となるものの、来季のLIV出場への望みをつないだ。
チーム戦ではブライソン・デシャンボー(米国)率いる「クラッシャーズGC」がトータル14アンダーで優勝。ラームの「レギオンXIII」はトータル13アンダー・2位だった。
今季最終戦のチーム選手権は、20日(金)からテキサス州ダラスのマリドーGCで行われる。