フィル・ミケルソン(米国)が4年目を迎えるLIVゴルフの開幕戦、LIVゴルフatリヤド(2月6〜8日・サウジアラビア)を欠場することを自身のソーシャルメディアで発表した。
「先週今季に向けての準備をジムでしていたところ、肩を少し痛めてしまった。開幕戦を戦えないことは非常に残念だけど、次週のアデレード大会(2月14〜26日・オーストラリア)を戦えるのを楽しみにしている」とミケルソン。「僕に代わってオリー・シュナイダーヤンズ(米国)が出場し、僕は家から声援を送る」とした。
54歳のミケルソン代わりを務める31歳のシュナイダーヤンズは1月30〜2月2日にニューデリーで開催されたアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・インド」でLIVゴルフのブライソン・デシャンボー(米国)、ホアキン・ニーマン(チリ)を抑えて勝利を挙げたばかり。ジョージアテック大出身で元世界アマチュアランキング1位、2016年のルーキーイヤーでは下部のコーンフェリー・ツアーで勝利、しかしながら以降はケガに悩まされてきた。
デシャンボーに4打差をつけての勝利に「このコース(DLF G&CC)は本当にチャレンジングで、何度もここで苦しい思いをしてきた。だからこのスコア(通算10アンダー)は本当にうれしい。ここ数年スイングを改造し、自分のゲームがずっと上達したことを今週は証明できた」とシュナイダーヤンズ。昨年秋に開催されたLIVゴルフの予選会ではLIVゴルフの出場権を得ることはできなかったが、アジアンツアーの出場を得ていた。
ハイフライヤーズのキャプテンを務めるミケルソンは、昨年はトップ10入りが1度だけだった。(文・武川玲子=米国在住)