LIVゴルフ2024年シーズンの開幕を2日後に控えているなか、アドリアン・メロンク(ポーランド)とルーカス・ハーバート(オーストラリア)のLIV入りが正式発表された。
米国男子ツアーでルーキーイヤーを迎えていたメロンクは、米初戦となるはずだった「ファーマーズ・インシュランス・オープン」(1月24〜27日、米カリフォルニア州)の初日スタート前に棄権。そのときにはすでに、LIVゴルフ行きがウワサされていた。
メロンクはLIVゴルフの24年シーズンをマーティン・カイマー(ドイツ)率いるクリークスGCで戦う。ハーバートはキャメロン・スミス(オーストラリア)がキャプテンを務めるリッパーGC入りとなった。
これらの新メンバーに加え、今シーズンは「ワイルドカード」の2枠が追加されることを発表。ワイルドカードの選手は各大会でチーム入りをせず個人戦のみに出場する。昨季から6人の選手が増えて、今季は計54選手で3日間の54ホールをプレー。個人のストローク戦、1チーム4人の13チームによるチーム戦が行われる。
また昨年12月、アブダビで開催された最終予選会で24年シーズンの出場権を得た香妻陣一朗は、ケビン・ナ(米国)がキャプテンを務めるアイアンヘッズGC入りが決まった。
開幕戦と第2戦のワイルドカードはローリー・キャンター(イングランド)が獲得。ハドソン・スワフォード(米国)はシーズンを通して「ワイルドカード」で出場する。(文・武川玲子=米国在住)