3シーズン目を迎えるLIVゴルフに、フィル・ミケルソン（米国）率いるハイフライヤーズGCは新メンバーで臨む。

新しく迎えるのは2019年の「全米アマチュア選手権」覇者、アンディ・オグレツリー（米国）25歳。23年シーズンは、こちらも「全米アマチュア選手権」覇者のジェームズ・ピオット（米国）とともに戦ったが、ピオットは個人ランキング44位で終え来季の戦力外へ。キャプテンのミケルソンはピオットに代わりオグレトリーをチームへ迎えた。

ミシシッピ州出身、ジョージアテック大で活躍し19年に「全米アマチュア選手権」を勝利し、20年に「マスターズ」をプレーした後にプロ転向。22年、ロンドンで開催されたLIVゴルフの第一回大会を戦い、23年は3度のLIV大会に出場しワシントンDCで開催された第7戦で6位に入るなどし、ポイントレースは43位だった。

一方でフルシーズンを戦ったアジアンツアーのインターナショナルシリーズでみごとにトップフィニッシュし、24年のLIVゴルフ出場を獲得した。
「アンディはLIVの出場権を自身で得た若き素晴らしい選手」とミケルソンは絶賛。「昨年からの成長ぶりはめざましい。彼がチームにうまくフィットすれば、ハイフライヤーズは来年優勝争いするチームになる」と期待を掛けた。

23シーズンは10位に終わったハイフライヤーズGC、来季はミケルソンにオグレツリー、ブレンダン・スチール、キャメロン・トリンゲール（すべて米国）の4人で戦う。（文・武川玲子＝米国在住）