来季は3年目を迎えるLIVゴルフだが、シーズン中の“トレード”がいよいよ2024年から開始されることがわかった。

サウジアラビアの政府系ファンド、PIFがバックアップする高額賞金のLIVゴルフ。他のツアーと大きく違うのはチーム戦を行っていることだ。4人一組で12チームが戦っている。もともと“トレード”を行うことも予定されていたが、これまではシーズン終わりチームメンバーの入れ替わりがあっただけだった。

2022年シーズン終了後、スマッシュGCのキャプテン、ブルックス・ケプカ（米国）はピーター・ユーライン（米国）を放出し、マシュー・ウルフ（米国）を獲得。ユーラインは2023年シーズンをダスティン・ジョンソン（米国）率いる4エースズGCで戦っている。一方4エースズGCのメンバーだったテーラー・グーチ（米国）はバッバ・ワトソン（米国）がキャプテンを務めるレンジゴーツGCの一員となった。

2024年からはシーズン中にチーム間を移動することができることになる。その時期や条件などは現在未確定だが、移籍料が発生することになるとみられ、チームごとに移動や宿泊などの条件もことなるため、各チームは“フランチャイズ”として金銭面の運営がより一層重要となる。