<LIVゴルフ第1戦 at マヤコバ 初日◇2日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7116ヤード・パー71>
昨年12月にLIVゴルフへ電撃移籍したジョン・ラーム(スペイン)がついにLIVデビューを果たした。大注目の中で初日を迎えたラームは「プレッシャーがすごくあったんだ」と胸の内を打ち明けた。「でもそれはいいことだ」とパワーに変えたという。
1番ティではLIVならではの大きな音楽に迎えられた。「(PGAツアーとは)まったく違う感覚。まるで自分の家でプレーしているようだ。ゴルフカートにスピーカーをつけて、ガンガンと音楽を鳴らしている仲間もいるしね」。ラームが登場曲に選んだのはバット・バニーのヒット曲『MONACO』。「好きな曲を聴いたら、余計に気持ちが高ぶった」という。
結果的に、お気に入りの曲はラームのプレーに役立った。「いいティショットを打って、セカンドも良くてパットも決まった。それで落ち着いた」とバーディ発進。7バーディ・2ボギー「66」の好スコアをマークした。「59」を叩き出したホアキン・ニーマン(チリ)とは7打差ながら、5アンダーの4位タイ。上々のデビュー初日となった。
エル・カマレオンGCはPGAツアーも行われたコース。「グリーンの状態はとてもいい。最後の2つのボギーさえなければ最高だったが、それでもとてもいいプレーができた」と満足げだった。
初のチームプレーにも力が入った。自身がキャプテンを務めるのは新チームの『リージョンXIII』。「おかしなことに途中で何回か、自分のスコアよりチームがどうしているのか気になったよ」という。
同じくLIVデビュー戦となったケイレブ・サーラット(米国)が「71」のイーブン。タイレル・ハットン(イングランド)とキーラン・ビンセント(ジンバブエ)は1オーバーだった。チームは4アンダー・7位タイから残り2日で巻き返しを目指す。(文・武川玲子=米国在住)