HSBC女子世界選手権
今週の敵は“湿気と暑さ” 古江彩佳、シンガポールのカギは“塩分”と“ゲーム”?
今季3戦目をシンガポールで迎える古江彩佳。エリートフィールドへの意気込みを語った。
配信日時:配信日時: 2023年3月1日 10時30分
<HSBC女子世界選手権 事前情報◇1日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6774ヤード・パー72>
古江彩佳がプロ転向後初となったタイでの戦いを終え、シンガポールへの連戦に臨む。“アジアのメジャー”ともいわれる予選カットなしの今大会だが、「人数が少なくてメンバーが濃いと思うので、そのなかでしっかり頑張りたい」と意気込んだ。
30度を超える快晴のなかで行われた先週とは一転、今週は雨予報。天気に左右される4日間になりそうだが、「湿気は多いので、暑さへの対策ができていけたら」と、水分や塩分をこまめにとりたいと話す。
雨によるコースコンディションの変化についても注意が必要。「(グリーンの)軟らかい、遅いが出てくるかもしれない。キャリーや転がしのスピードを考えたり、(キャディの)マイクと相談しながらできればと思います」とマネジメントを練っていく。
前週は見た目よりも重いグリーンに苦戦した。そこで3日目には『4回以上ショートしたら古江の負け』という遊びをマイク氏と考案。その日はドローで終えたが、最終日はカップに届かなかったのは1回で、古江の勝ち。スコアも今季初の60台となる「67」をマークした。この遊びはシンガポールに入っても継続するようで、「(4日間)勝ち続けないといけないですね(笑)」とニヤリ。
トップランカーが集まる今大会。「コンディションがあやしいですが、対応して、毎日アンダー目指していけたらなと思います」。意識するのは2打目で上りのラインにつけること。タイ、シンガポール、そして次週出場する国内ツアー「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」(高知県)の“アジア3連戦”を、右肩上がりに上昇していきたい。(文・笠井あかり)
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