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「ええなと思って」 渋野日向子はアジア戦からクラブを再調整 ポイントは“スピン量”と“フィーリング”

渋野日向子が今季米本土初戦を迎える。クラブセッティングにも変化が見られた。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年3月23日 16時00分

<LPGAドライブオン選手権 事前情報◇22日◇スーパースティション・マウンテンGC(米アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

今季の自身開幕戦で大胆なクラブセッティングを施した渋野日向子だったが、アジア連戦から2週間のオープンウィークをはさんで、さらに新たな変化が見られた。

ドライバーはピンの『G430 MAX』から低スピンモデルの『G430 LST』にスイッチ。ロフトは10.5度、シャフトは藤倉コンポジットの『ベンタスTRブルー』で変わりはない。「タイ、シンガポールでかなり多かったので、そのぶん飛距離ロスもあった」という“スピン量”を見直した形で、「1000回転くらい減った」という。アリゾナのコースで使用してみても「(感触は)あまり悪く感じなかった。スピン量が減っているから転がってくれるし、弾道も低くないから使えそうだな」とその意図はしっかりとハマりそうだ。

そして6番からWまでの5本のアイアンは、フジクラの未発表モデル『TR PROTO』にシャフトを替えた。同社では詳細が伏せられている“謎シャフト”ではあるが、渋野に詳しく聞いてみると「知らない(笑)」と笑う。「打ってみて『ええな』と思って」と、好感触を得てそのまま投入を決めた。

「前使ってたのよりはしっかりめのシャフトだと思う。ちょっとずつ高い球が打てるようになったから、これに替えても高さは低くならないし、スピンも入ってくれるからいいんじゃないかなと青木さんと話しながら(決めました)」。オフに再タッグを組み、ともに大きなスイング改造に取り組む青木翔コーチと話し合いながら、いま最良と考える14本へとアップデートを施した。

『右ひじたか~く』を合言葉にした新スイングも「細かいのはなかなかできていない」と未完成ではあるが、着実に前に進んでいる。試行錯誤のなかではあるが、米本土初戦でベストを尽くすべく、準備を整えた。(文・笠井あかり)

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