「プロになってからはじめて国の代表になったので、すごくワクワクしています。楽しみです」と話していた畑岡。今季悲願の米女子ツアー優勝も果たし、先週の「日本女子オープン」では優勝争いの末に2位に終わり3連覇を逃したものの調子は上々。チームジャパンのエースとして活躍が期待される。

畑岡と同じく米国女子ツアーを主戦場にする上原も、繰り上がりとはいえ、日本チームにとっては心強い戦力だ。今季海外女子メジャー初戦の「ANAインスピレーション」では、最後の最後まで優勝争いを演じて8位。大舞台での勝負強さは光るモノがある。

今季はすでに日本で1勝。8月の「全英リコー女子オープン」では優勝争いを繰り広げて4位に入った比嘉にとっては、第1回大会以来2度目の出場となる。スランプを乗り越え、新生・比嘉としてツアーの中心を担うまでになり、勢いは本物だ。

日本ツアーで今季2勝を挙げている成田は、攻撃ゴルフが信条。ジュニア時代からナショナルチームなどの代表経験がなく、「雑草魂」を掲げて成長し、晴れて日の丸を背負うことになった爆発力にも期待したい。

各4チームが2グループに分かれ3日間、2人1組のフォアボール戦に挑み、各グループ上位2チームが最終日に進出。また、各グループの3位同士の勝者がワイルドカード枠で最終日に進出し最終的に5チームによる最強決定戦が行われる。

第1回大会で3位、第2回大会では5位に入った日本。悲願の1位を目指す最強チームジャパンが初の頂点を手に入れる！