その畑岡をこれまで支えてきた両親も現地入り。母の博美さんは今季から畑岡の米ツアー転戦で日本食をつくるなど献身。娘の活躍を間近に見ながら活躍を支えている。今大会は本戦から父も応援に駆けつけ、10代ながら日本の中心選手として奮闘する畑岡のサポートにコース内を奔走している。
そこで気になったのが、父・仁一さんが掲げている日本国旗だ。こういっては失礼だが、やや黄ばんでおり、手作り感満載。聞いてみると、なんとこれは畑岡自身が作成したオリジナルの日の丸だった。「日の丸はただ単に白いバックに赤い丸を書くだけではないんです。当然、比率の問題などがあり、計算式を見ながら奈紗が作ったモノなんです」と、お手製の日の丸についての秘話を教えてくれた。
2011年、今回と同じ韓国のテグで開催された世界陸上を現地で観戦したという畑岡。日本選手応援のためにこの日の丸をつくって現地入り。目当てだった男子100メートルのウサイン・ボルト(ジャマイカ)はまさかのフライングで失格となったが、この日の丸を振って応援したという。
陸上競技を見せようと渡韓した日から7年が経ったいま。今度はゴルフの畑岡に対して、この“日の丸”が振られている。「汚れているけど、思い出が詰まっているんですよね」と仁一さん。「こんなに汚くなったのを持ってきて」と母の博美さんも苦笑いを浮かべるが、娘が日本国旗を両肩に背負って戦う姿は、きっとまぶしく見えるはずだ。(文・高桑均)
そこで気になったのが、父・仁一さんが掲げている日本国旗だ。こういっては失礼だが、やや黄ばんでおり、手作り感満載。聞いてみると、なんとこれは畑岡自身が作成したオリジナルの日の丸だった。「日の丸はただ単に白いバックに赤い丸を書くだけではないんです。当然、比率の問題などがあり、計算式を見ながら奈紗が作ったモノなんです」と、お手製の日の丸についての秘話を教えてくれた。
2011年、今回と同じ韓国のテグで開催された世界陸上を現地で観戦したという畑岡。日本選手応援のためにこの日の丸をつくって現地入り。目当てだった男子100メートルのウサイン・ボルト(ジャマイカ)はまさかのフライングで失格となったが、この日の丸を振って応援したという。
陸上競技を見せようと渡韓した日から7年が経ったいま。今度はゴルフの畑岡に対して、この“日の丸”が振られている。「汚れているけど、思い出が詰まっているんですよね」と仁一さん。「こんなに汚くなったのを持ってきて」と母の博美さんも苦笑いを浮かべるが、娘が日本国旗を両肩に背負って戦う姿は、きっとまぶしく見えるはずだ。(文・高桑均)