＜第4回 ISPSハンダ・HANDA Watch World・カップ 初日◇5日◇豊里ゴルフクラブ・茨城県＞

5、6日の2日間にわたり開催される国際スポーツ振興協会（ISPS）主催のプロアマイベントに、メジャー2勝を含む米ツアー通算15勝を誇るリディア・コ（ニュージーランド）が参加。先週の「TOTOジャパンクラシック」で優勝した畑岡奈紗について、そのプレー面から人間性についてまで大絶賛した。

リディア・コの肩だしドレスファッション【TOTOジャパンクラシック前夜祭フォト】

イベント初日のラウンド後、「日本の食事も大好きだし、色々な方に会えてとても楽しむことができた」と満足気な様子のリディアは、TOTOジャパンクラシックを戦い「女子ゴルフが注目されていることがよく分かった」と日本での女子ツアー熱の高さを実感。「多くのギャラリーが会場に足を運び、どのホールにも人がいた。これから東京五輪もあるし、どんどんゴルフが注目されているのが嬉しい」と笑顔を見せた。

この大会で優勝した畑岡について聞かれると、声のトーンを上げ「自国で注目を集めながら勝つのは難しいこと。それを成し遂げたのは素晴らしいわ！」と称賛。特に注目した点にパターを挙げ、「とにかくどんな距離でも自信を持って打っていた」と、19歳とは思えない落ち着いたプレーに驚きの声を挙げた。

続けて、元世界1位の選手としてアドバイスすることはあるか？と問われると、大きく首を振り「私から言うことなど何もないわ（笑）。とても冷静だし、いい結果でも浮かれないし、悪い時もその結果に引っ張られることがない。成熟している」と話した。またプレー面だけでなく、その人間性も絶賛。ここでは日本人として初めて世界ランク1位に立った宮里藍の名前も出し、「話すと心が落ち着く存在。2人ともプラスのエネルギーをもらえる」とその共通点を挙げた。