ヨネックス株式会社は22日（火）、山口すず夏と石井理緒との用具使用契約の締結を発表。高校卒業と同時に米国女子ツアーを主戦場に選んだ山口と、数々のプロトーナメントでベストアマに輝き、国内女子ツアーでプロデビューする石井のツアー転戦をサポートする。

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2人はともにジュニア時代からヨネックスのクラブに親しんでおり、同社が主催する「ヨネックスレディス」でも活躍を見せてきた。今回は、そんな深い縁が契約という形で結ばれた。

先週、同級生が見守るなか、プロ転向会見を今年で卒業する共立女子第二高校で行った山口だったが、この日は緊張の面持ち。「今回は契約の会見だったので緊張します」と話せば、石井は「味わったことのない感じで新鮮です」と笑顔を見せた。

活躍を見せてきた中高時代からすでに使用するヨネックス製のクラブには絶対の信頼を置く山口。「いまの（クラブ）セッティングが自分に一番合っている。このクラブと一緒に頑張りたい」とした山口。昨年行われた米国女子ツアーの予選会を突破。今季は10試合以上を海外で戦うことになるが、大きな援軍を得て、より気合がみなぎる。

石井はヨネックスのお膝元、新潟出身で同社との付き合いが始まったのは小学6年。「このクラブと一緒なら戦っていく自信があります。ヨネックスレディスで優勝したいです」と、来たるシーズンに闘志を燃やす。

山口の初戦は2月の「ISPSハンダ・ヴィック・オープン」（オーストラリア）で、明日には渡豪。入念な準備を重ね、3週後の開幕に備える。石井は3月の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」がプロデビュー戦。契約という恩に報いるためにも、好成績を残したいところだ。