14歳で「全米女子オープン」に出場経験を持ち、“スーパー中学生”として話題を呼んだ山口すず夏が、ついに1月にプロ転向。昨年の米国女子ツアーの予選会を突破して、7日（木）開幕の「ISPSハンダ・ヴィック・オープン」でデビューを迎える。そんなミラクル少女のルーキーイヤーの様子をお届けする！

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2015年、スーパー中学生として女子ゴルフ界に新たな風を巻き起こした山口。記念すべきプロデビュー戦に選んだのはオーストラリア。そこで選んだ初のお宿は、画期的なシステムで観光業界に旋風を巻き起こした“Airbnb”だ。

ウェブサイトを通して民家などを貸し出すAirbnb。ホテルと違って、オーストラリアにある普通の“おうち”を借りるのだ。「海外の試合ではよく使っています」と海外での転戦も慣れたもの。今回もまったりできる“おうち”からコースへ出勤する。

ホテルよりもおうちを好む理由は、「キッチンがあるからいいんです」。ジュニア時代から、遠征時の料理は父の裕之さんが担当している。「外食だと高いし、おいしくないところもあるし」ということだが、“お父さんの手料理が一番？”と聞けば、「…ですね！」と苦笑い。プロデビュー直前とは思えないリラックスムード。親子で仲良くテーブルを囲む姿は、まさしく“おうち”そのものだった。

【山口すず夏　今週の舞台】
大会：ISPSハンダ・ヴィック・オープン
会場：13th ビーチ・ゴルフ・リンクス（オーストラリア）