＜全米女子オープン　事前情報＞◇7日◇オークモント・カントリークラブ(6,598
ヤード・パー71)

　ペンシルベニア州にあるオークモントCCで8日(木)に開幕を迎える、米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」。8名の日本選手が最強女子ゴルファー決定戦へ向け最終調整を行った。

我慢比べは望むところ！宮里藍が初のメジャー制覇へ挑む

　日本勢で出場するのは世界ランキング2位の宮里藍を筆頭に、宮里美香、上田桃子の米国でシードを持つ2人、国内ツアーから横峯さくら、有村智恵、諸見里しのぶ、そして最終予選を突破した森桜子、上野藍子の8名。距離が短く正確なショットが要求されるコースは日本選手向きとも言えるが「今までの全米女子オープンの中で一番難しい」と宮里藍が語るように、コースは例年以上の難度に仕上がっているようだ。

　ショットはもとより、今大会でカギになるのはパッティング。広くアンジュレーションがあるグリーンはペブルビーチゴルフリンクスと同じ芝が使われておりコロがりが読みにくいクセモノ。さらに、メジャー仕様で刈り込んでいるためかなりシビアなセッティングとなっている。1つのミスが大トラブルにつながるコースで粘り強くパーを拾い続けることが出来るか、全米女子オープンらしくコースと選手の我慢比べとなりそうだ。宮里藍は申ジエ(韓国)、ミシェル・ウィー(米国)と同組で7時33分10番スタート、横峯さくらは7時44分に1番スタートとなっている。