＜全米女子オープン　初日＞◇8日◇オークモント・カントリークラブ(6,598 ヤード・パー71)

　ペンシルベニア州にあるオークモントCCで開幕した、米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の初日。米国屈指の難コース相手に首位に立ったのは、2アンダーのブリタニー・ラング(米国)。1打差の2位タイには、インビー・パーク(韓国)らがつけた。日本勢では横峯さくらがイーブンパー6位タイ、諸見里しのぶが1オーバー8位タイと好スタートを切っている。

ボギー先行もナイスカムバック！さくら2打差6位タイ

　宮里藍は、申ジエ(韓国)、ミシェル・ウィー(米国)と同組でスタート。前半こそ4つのボギーで沈みかけたが、気持ちを切り替えて臨んだ後半の4番で最初のバーディを奪うと、6番でもバーディ。8番でボギーを叩いてしまったが、9番で取り返して3バーディ・5ボギーでホールアウト。「難しかった。今まで以上に神経は使っています」と疲労を隠せなかったが、首位とは4打差22位タイとまずまずのスタートを切った。

　宮里と同組の申は、4番でイーグルを奪った以外はいいところなく5オーバー62位タイ。ウィーは前半からスコアを崩し、トータル11オーバー131位タイと大きく出遅れた。

　その他、有村智恵は3オーバー41位タイ、宮里美香は6オーバー73位タイ、上田桃子は9オーバー111位タイと大きく出遅れている。森桜子、上野藍子はそれぞれ12オーバーの138位タイで初日が終了。明日の巻き返しに期待したい。