<全米女子オープン 最終日>◇11日◇オークモント・カントリークラブ(6,598 ヤード・パー71)
ペンシルベニア州にあるオークモントCCで開催された、米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の最終日。最終ラウンドを単独首位でスタートしたポーラ・クリーマー(米国)が、4バーディ・3ボギーでまわりトータル3アンダーでフィニッシュ。難攻不落のオークモントを制して、嬉しいメジャー初優勝を挙げた。
藍、大乱調で優勝争いから脱落…3日目結果
クリーマーはサスペンデッドになっていた第3ラウンドの続きをプレーし、16番でボギーを叩いたものの、最終18番でバーディを奪ってホールアウト。いい流れで最終ラウンドに突入した。この日は前日までに比べ、グリーンがやわらかくボールが止まりやすくなったことで、スコアを伸ば選手が多かったが、逃げるクリーマーも攻める手を休めなかった。4番でボギーが先行するも、5番ですぐにバーディを奪取。6番では嫌な距離のパーパットをなんとかねじ込むと、9番パー5では2オンに成功しイーグル逃しのバーディを奪って前半を折り返した。
ナ・イェン・チョイ(韓国)やスーザン・ペターセン(ノルウェー)、ブリタニー・ラング(米国)などが難コースに苦戦しながらもスコアを伸ばしていく中、これまで完璧だったクリーマーのティショットは12番で左のバンカーへ。優勝を意識しだしたのかこのホールでボギーを叩き、トータル1アンダーに後退してしまう。このままメジャーの重圧に飲み込まれるかと思われたが、13番パー3ではベタピンにつけバーディチャンスに。これはモノにできなかったが、ここから立て直し14番、15番の連続バーディで勝利を決定づけ、上がり3ホールもパーでまとめてメジャータイトル戴冠を成し遂げた。
2008年、2009年と優勝争いに顔を出しながら6位タイに終わり涙を呑んだクリーマー。今季は開幕戦の「ホンダPTT LPGAタイランド」の初日を“69”でまわりながら、左手親指ケガのため無念の棄権。3月末に手術を受けたあと、6月に復帰して今大会に臨んだ。強いハートでただ1人アンダーパーをマークしての優勝。宮里藍、クリスティ・カー(米国)、申ジエ(韓国)が争う世界ランキング1位の座に“ピンク・パンサー”も名乗りを上げてきた。
ペンシルベニア州にあるオークモントCCで開催された、米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の最終日。最終ラウンドを単独首位でスタートしたポーラ・クリーマー(米国)が、4バーディ・3ボギーでまわりトータル3アンダーでフィニッシュ。難攻不落のオークモントを制して、嬉しいメジャー初優勝を挙げた。
藍、大乱調で優勝争いから脱落…3日目結果
クリーマーはサスペンデッドになっていた第3ラウンドの続きをプレーし、16番でボギーを叩いたものの、最終18番でバーディを奪ってホールアウト。いい流れで最終ラウンドに突入した。この日は前日までに比べ、グリーンがやわらかくボールが止まりやすくなったことで、スコアを伸ば選手が多かったが、逃げるクリーマーも攻める手を休めなかった。4番でボギーが先行するも、5番ですぐにバーディを奪取。6番では嫌な距離のパーパットをなんとかねじ込むと、9番パー5では2オンに成功しイーグル逃しのバーディを奪って前半を折り返した。
ナ・イェン・チョイ(韓国)やスーザン・ペターセン(ノルウェー)、ブリタニー・ラング(米国)などが難コースに苦戦しながらもスコアを伸ばしていく中、これまで完璧だったクリーマーのティショットは12番で左のバンカーへ。優勝を意識しだしたのかこのホールでボギーを叩き、トータル1アンダーに後退してしまう。このままメジャーの重圧に飲み込まれるかと思われたが、13番パー3ではベタピンにつけバーディチャンスに。これはモノにできなかったが、ここから立て直し14番、15番の連続バーディで勝利を決定づけ、上がり3ホールもパーでまとめてメジャータイトル戴冠を成し遂げた。
2008年、2009年と優勝争いに顔を出しながら6位タイに終わり涙を呑んだクリーマー。今季は開幕戦の「ホンダPTT LPGAタイランド」の初日を“69”でまわりながら、左手親指ケガのため無念の棄権。3月末に手術を受けたあと、6月に復帰して今大会に臨んだ。強いハートでただ1人アンダーパーをマークしての優勝。宮里藍、クリスティ・カー(米国)、申ジエ(韓国)が争う世界ランキング1位の座に“ピンク・パンサー”も名乗りを上げてきた。