<全米女子オープン 3日目◇1日◇CCオブ・チャールストン(米国サウスカロライナ州)◇6515ヤード・パー71>
前半の4番、5番での連続バーディで勢いに乗るかと思われたが、その後は一向にチャンスが来ない。首位スタートの比嘉真美子は、この日は苦戦のイーブンパー。3バーディ・3ボギーでトータル6アンダーをキープしたものの、首位の座を明け渡し、1打差の3位タイに後退した。
控えめ?比嘉真美子がさりげなくガッツポーズ【大会フォト】
順延となっていた第2ラウンドが行われ、比嘉がスタートしたのは午後1時40分。毎ホール待たされる状態に、スコアも伸びず「かなりウェイティングが長かったので、すごく時間が長く感じました」と、ホールアウト後はぐったりの様子。優勝争いのまっただ中でのプレーもあって、疲労困憊(こんぱい)の様子だ。
「正直いうと、集中力が薄れていたかもしれない…」と、12番ではフェアウェイの絶好のポジションから奥のピン位置に対して奥のバンカー。ボギーをたたき、一時は5アンダーまで後退し首位とは3打差がついた。それを救ったのが、14番のバーディ。「ありがとうございましたという感じ。元気が出ました」と盛り返し、終盤は惜しいチャンスもありながら、優勝戦線に踏みとどまった。
「あしたに向けては、疲労をとって、たくさんご飯を食べて、また自分の体のタンクを100%に近い状態に戻せるように準備して、明日のティグラウンドに立てるように準備していきたいと思います」と、ホールアウト後は「タンクは3くらい…」と、すぐにコースをあとにした。あすのスタート時間は午後1時58分。まだまだ長い戦いは続くため、心身の疲労回復に努める。
「あまり自分に期待しすぎないところが、うまいこといってるんじゃないかなと思います」と、あくまでも欲を出さずにプレー。決して『優勝』のふた文字を口にすることがない比嘉だが、ここまで来たら、樋口久子が「全米女子プロゴルフ選手権」に勝利した1977年以来の、日本人女子による海外メジャー制覇を期待せずにはいられない。(文・高桑均)
前半の4番、5番での連続バーディで勢いに乗るかと思われたが、その後は一向にチャンスが来ない。首位スタートの比嘉真美子は、この日は苦戦のイーブンパー。3バーディ・3ボギーでトータル6アンダーをキープしたものの、首位の座を明け渡し、1打差の3位タイに後退した。
控えめ?比嘉真美子がさりげなくガッツポーズ【大会フォト】
順延となっていた第2ラウンドが行われ、比嘉がスタートしたのは午後1時40分。毎ホール待たされる状態に、スコアも伸びず「かなりウェイティングが長かったので、すごく時間が長く感じました」と、ホールアウト後はぐったりの様子。優勝争いのまっただ中でのプレーもあって、疲労困憊(こんぱい)の様子だ。
「正直いうと、集中力が薄れていたかもしれない…」と、12番ではフェアウェイの絶好のポジションから奥のピン位置に対して奥のバンカー。ボギーをたたき、一時は5アンダーまで後退し首位とは3打差がついた。それを救ったのが、14番のバーディ。「ありがとうございましたという感じ。元気が出ました」と盛り返し、終盤は惜しいチャンスもありながら、優勝戦線に踏みとどまった。
「あしたに向けては、疲労をとって、たくさんご飯を食べて、また自分の体のタンクを100%に近い状態に戻せるように準備して、明日のティグラウンドに立てるように準備していきたいと思います」と、ホールアウト後は「タンクは3くらい…」と、すぐにコースをあとにした。あすのスタート時間は午後1時58分。まだまだ長い戦いは続くため、心身の疲労回復に努める。
「あまり自分に期待しすぎないところが、うまいこといってるんじゃないかなと思います」と、あくまでも欲を出さずにプレー。決して『優勝』のふた文字を口にすることがない比嘉だが、ここまで来たら、樋口久子が「全米女子プロゴルフ選手権」に勝利した1977年以来の、日本人女子による海外メジャー制覇を期待せずにはいられない。(文・高桑均)