＜エビアン・チャンピオンシップ 2日目◇26日◇エビアン・リゾートGC（フランス）◇6523ヤード・パー71＞

2017年、「エビアン・チャンピオンシップ」で現役生活に幕を引いた宮里藍が2年ぶりに大会を訪れた。今年25周年を記念して歴代チャンピオンが招かれ、09年、11年に大会を制覇した宮里も登場。米ツアーに顔を出すこと自体が17年の引退試合以来となった。

笑顔と涙の引退　エビアンで多くのファンが別れを惜しんだ【写真】

「なかなか難しいコースというのを思い出していました。たくさんの選手に会えてうれしい。久しぶりに話せてうれしかった」と懐かしむ。引退時、偉業を称えて本大会の生涯アンバサダーにも任命されている宮里。「今週は大会のプロモーション活動を協力させてもらっている。とてもご縁のある大会」と活躍。

欧州女子ツアーの試合として94年に誕生し、13年に第5のメジャー大会に昇格した今大会。会場で流されている25年分の大会動画を見ながら、「良い思い出。私としてはメジャーで勝ちたかった。でもこの大会で勝てて良かった」。2日目を終えてアマチュアの安田祐香、横峯さくら、鈴木愛が決勝ラウンドに進出。かつて2勝を挙げた大会で、新鋭たちの活躍を見届ける。

以下、日本勢のコメントをお届けする。
■安田祐香（トータル2アンダー・24位タイ）
「昨日より良いプレーが出来ていたので、それに伴うスコアだったと思うんですけど、後半中断もあって長い一日。最後2ホール落としてしまって残念だけど、良いプレーはできました。まずは予選通過してホっとしていますし、自分がどこまでいけるか知れる機会になるので、のびのびやりたい」