＜全英AIG女子オープン 事前情報◇30日◇ウォーバーンGC（イングランド）◇6585ヤード・パー72＞

4月に茨城県で開催された「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」優勝の資格で、海外女子メジャー2連戦に挑戦中のアマチュア・安田祐香。先週の「エビアン・チャンピオンシップ」では日本勢最高位のトータルイーブンパー・37位タイフィニッシュ。大会のローアマにも輝き、第2戦の地に乗り込んだ。

最強アマ　安田祐香のドライバースイング【連続写真】

現地時間の1日（木）から始まる「全英AIG女子オープン」を前に、「体調もいいと思いますし、よく眠れています」と疲れも心地よい、エビアンの会場があるフランスから月曜日に移動。昼に着くと、すぐさまコース入りし15ホールを歩いてチェック。火曜日のこの日は18ホールを早朝の6時20分から回り、元気にコースをあとにした。

全英といえばリンクスというイメージとは、真逆の林間コースが今大会の会場。3年前に開催された際の映像で予習をしてきたが、実際に見てみると「日本に似ているなと思っていたけど、（実際に見ると）やっぱり日本に似ているなと思いました」と、コースの印象はイメージ通り。「日本のときと変わらずプレーできそうです」と、2週連続のローアマに向けてはコースも好材料といえそうだ。

「ローアマも獲りたいですけど、まずは予選通過をしたいです」と謙虚な姿勢で臨む安田。エビアンで感じたトップ選手との差はパッティングのミート率。「トップ選手は2、3メートルの転がりがいいです。ミートが違っていました」と、グリーン上できわどいパットを決めきることを今後の課題をとし、フランスで取りこぼしたぶんをここイギリスで取り戻す構えだ。