来週の米開幕戦「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で2020年シーズンをスタートさせる畑岡奈紗が、米女子ツアーを放送するWOWOWの独占インタビューに応じた。この席で昨季の振り返りから今季の目標、さらにはいよいよ今年開催される東京五輪への思いを語った。
日本のエース、畑岡奈紗のドライバースイングを分析【連続写真】
米国での選手生活も3年目となった2019年シーズン。畑岡奈紗は「4日間大会で勝つこと」を目標のひとつに掲げ、1年間をスタートさせた。そして、4戦目の「キア・クラシック」でそれを見事に達成。昨季の初勝利とともに、米ツアー通算3勝目を手にした。
この目標達成について「1日が長い分、体力も使うのでトレーニングを徐々に増やしていきました」とその要因を説明。「コースを知っていたのも大きいですが、休みをしっかり取らないと安定感が出てこない。しっかりと休みも入れてリセットした状態で次の試合にいくことが大事だと思いました」と、技術面よりもフィジカル面の向上を理由に挙げた。
しかしその後はメジャー初戦「ANAインスピレーション」で39位タイ。さらに2度の2位を挟みながらも、7月の「ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待」から「エビアン・チャンピオンシップ」、「全英AIG女子オープン」と3戦連続の予選落ちも経験した。畑岡は、なかなか調子が上がらなかったその時の気持ちについて「1年後の同時期にはオリンピックがあると思って、少し不安になるときもありました」と若干のプレッシャーがあったことを吐露した。
しかし、その後2週間ほど帰国した際に自らのスイングをチェック。これを機に立て直すと、国内ツアーで2勝を記録した。「悪い時には気持ちが前向きになれない時もありますが、そこをどう乗り越えるかが大事です」。自分自身で逆境を乗り越えたところに、米ツアー3年目の“成長”がうかがえる。
日本のエース、畑岡奈紗のドライバースイングを分析【連続写真】
米国での選手生活も3年目となった2019年シーズン。畑岡奈紗は「4日間大会で勝つこと」を目標のひとつに掲げ、1年間をスタートさせた。そして、4戦目の「キア・クラシック」でそれを見事に達成。昨季の初勝利とともに、米ツアー通算3勝目を手にした。
この目標達成について「1日が長い分、体力も使うのでトレーニングを徐々に増やしていきました」とその要因を説明。「コースを知っていたのも大きいですが、休みをしっかり取らないと安定感が出てこない。しっかりと休みも入れてリセットした状態で次の試合にいくことが大事だと思いました」と、技術面よりもフィジカル面の向上を理由に挙げた。
しかしその後はメジャー初戦「ANAインスピレーション」で39位タイ。さらに2度の2位を挟みながらも、7月の「ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待」から「エビアン・チャンピオンシップ」、「全英AIG女子オープン」と3戦連続の予選落ちも経験した。畑岡は、なかなか調子が上がらなかったその時の気持ちについて「1年後の同時期にはオリンピックがあると思って、少し不安になるときもありました」と若干のプレッシャーがあったことを吐露した。
しかし、その後2週間ほど帰国した際に自らのスイングをチェック。これを機に立て直すと、国内ツアーで2勝を記録した。「悪い時には気持ちが前向きになれない時もありますが、そこをどう乗り越えるかが大事です」。自分自身で逆境を乗り越えたところに、米ツアー3年目の“成長”がうかがえる。