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バミューダ芝対策でエースパターを封印! 河本結の上位発進を支えた“秘策”

バミューダ芝対策でエースパターを封印! 河本結の上位発進を支えた“秘策”

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年1月24日 11時48分

ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ 初日◇23日◇ボカ・リオGC(フロリダ州)◇6701ヤード・パー72>

米ツアーデビュー戦で暫定ながら2位タイ発進を決めた河本結。慣れない土地でのプレーにも、「日本では味わえないことをたくさんできている。すごく新鮮でワクワクドキドキが止まらないですね」と笑顔のプレーを続けた。

ド派手なデビューラウンド!河本結の初日ハイライト動画

この好成績の要因として、こんな工夫もうかがえた。米国ツアーで活躍するためには生活面での適応力が重要になるのはもちろんだが、コースでは克服すべきことは多い。その一つが、日本とは異なる洋芝への対応力だ。ボカ・リオGCのグリーンは芝目の強いバミューダ芝。この上でプレーした河本も、「ラインが読みづらくて、ショートパットに気持ち悪さを感じていた」とやはり違和感を覚えたという。

そのフィーリングをよくするため、試合当日の朝まで使用パターを悩み抜いた。そして「エースは封印しました」と、昨年日本ツアー初優勝時などバッグに入れ続けてきたオデッセイの『トゥーロン アトランタ』を抜く決断をくだした。その代わりにバッグに入れたのは、同じオデッセイの『ストローク ラボ V-LINE CS』だった。

この2本の違いはトゥーロン アトランタがショートスラントネックなのに対し、ストローク ラボはセンターシャフトという点。チェンジした理由について河本は、「(バミューダ芝の)このグリーンでは出球が大事だと感じました。センターシャフトの方が、ボールを中心でヒットして真っすぐ打ち出すことができた。中央にシャフトがあるから、その先端で打てるイメージが出ました」と説明する。

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