＜HSBC女子チャンピオンズ　3日目＞◇26日◇タナ・メラCC(6,547ヤード、パー72)

　シンガポールのタナ・メラカントリークラブで開催されている、米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」の3日目。初日から首位を行く有村智恵が、2バーディ・1ボギーでまわりトータル11アンダーでホールアウト。2位のカリー・ウェブ(オーストラリア)とは1打差で明日の最終日に臨むことになった。

有村智恵のフォトギャラリー

　「最終組だったが、楽しみながらプレーできた」という有村。1番から8番まではなかなかチャンスをつくれずにいたが、9番でようやく最初のバーディを奪う。その間、同組のウェブに並ばれはしたものの、11番でバーディを奪うと、17番で初めてボギーを叩いたが最終18番をパーで上がり、首位を守り抜いたまま3日目を終えた。

　明日は2位のウェブ、3位タイのヤニ・ツェン(台湾)と最終組をまわることが決まった有村。「緊張するかもしれないが、あまり期待しすぎずに自分のゴルフに集中したい。落ち着いてプレーしていければ」と意気込みを話す。2人の偉大なプレーヤーの目の前で、米国ツアー初優勝をつかむことができるか注目だ。

　ディフェンディングチャンピオンの宮里藍は、この日スコアを2つ伸ばしてトータル2アンダー8位タイに浮上。宮里美香も8位タイに浮上している。上田桃子はスコアを5つ落とし、トータル5オーバー35位タイに後退した。