しかしながら再開後には“ニュー・ノーマル”、新しい環境でのツアーとなることも語った。
「まずは検査を実施することが最も大事なこと」として、現在は米政府と連絡を取り合い、新しい検査キットが供給されることも含めて準備中とした。検査が1週間で何回行われるかなどは決まっていないが、検査にかかる費用は100万ドル(約1億600万円)以上と試算される。
またツアー中の滞在についてもこれまでとは大きく変わることにも言及した。ホテルに滞在するのではなく、“ハウジング”と呼ばれる開催コース近くの地元ボランティア、ホスト・ファミリーの家に滞在する選手が実は半分近くいるのだが、「少なくとも今季は望ましくない」とし、ホテル滞在とする方針だ。
いくつかの試合で無観客となり、また大会前に開催される“プロアマ戦”が行われない可能性もあるという。「ファンもいなくプロアマ戦も開催されない大会は、これまでとは大きく違うLPGAツアー。だが今後はあらゆる場面で“ニュー・ノーマル”となる」とした。
各大会はその45日前には詳細を決定するとし、「あらゆる手を尽くして2020年シーズンを素晴らしいものにしたい」と明るく前向き。2010年にコミッショナーに着任して11年目、スポンサーをなくし厳しかったLPGAツアーを立て直して来たワン氏。再びその手腕に期待がかかる。(文・武川玲子=米国在住)
「まずは検査を実施することが最も大事なこと」として、現在は米政府と連絡を取り合い、新しい検査キットが供給されることも含めて準備中とした。検査が1週間で何回行われるかなどは決まっていないが、検査にかかる費用は100万ドル(約1億600万円)以上と試算される。
またツアー中の滞在についてもこれまでとは大きく変わることにも言及した。ホテルに滞在するのではなく、“ハウジング”と呼ばれる開催コース近くの地元ボランティア、ホスト・ファミリーの家に滞在する選手が実は半分近くいるのだが、「少なくとも今季は望ましくない」とし、ホテル滞在とする方針だ。
いくつかの試合で無観客となり、また大会前に開催される“プロアマ戦”が行われない可能性もあるという。「ファンもいなくプロアマ戦も開催されない大会は、これまでとは大きく違うLPGAツアー。だが今後はあらゆる場面で“ニュー・ノーマル”となる」とした。
各大会はその45日前には詳細を決定するとし、「あらゆる手を尽くして2020年シーズンを素晴らしいものにしたい」と明るく前向き。2010年にコミッショナーに着任して11年目、スポンサーをなくし厳しかったLPGAツアーを立て直して来たワン氏。再びその手腕に期待がかかる。(文・武川玲子=米国在住)