横峯さくらは2015年の29歳から主戦場を米国女子ツアーに移し、今年で6年目を迎える。昨年はプロになって初めてクラブ契約をせず1年間戦ってきた。今年になってキャロウェイゴルフと契約。その決め手となったのはドライバーだという。独特のオーバースイングからフェードで飛ばす横峯のクラブセッティングを見てみよう。
使っているのは横峯さくらだけ!? ドライバーのシャフトは『Even Flow』【写真】
「飛距離が落ちてしまうと米ツアーでは戦えません。キャリーで230ヤードはほしいんです。ブレ幅も抑えたい」。そんな横峯が選んだドライバーは『マーベリックマックスだった。「ミスしたときも騙せるというか、スイートスポットが広くてやさしいですね。今年の1月にテストして、その日に持って帰りました」とお気に入り。横峯がクラブに求めるものは何なのか、キャロウェイのツアーレップ、中島淳氏に聞いた。
■ドライバーはやさしいヘッドと癖のないシャフトの組み合わせ
横峯といえば、ずっとゼクシオを使っていた流れがあり、昨年はピンのG400を使っていたり、基本的にやさしいヘッドを好む。形や大きさは気にしない。「さくらプロの持ち球はフェード(左に出て右に戻ってくる弾道)なので、ある程度つかまりは必要なんですよね。つかまらないとフェードは打てない。でもつかまりすぎるヘッドだと右に戻ってきません。(マーベリックの)サブゼロだとヘッドの重心距離が短いので、インパクトでピュッとヘッドが返って左から左に抜けたりします。彼女はそれを1番嫌がる。それが出た瞬間に(このクラブは)ないです、となるわけです。また、あまりスピン量が少ないとコントロールがしにくい。その点でマーベリックマックスは出球、スピン量ともにイメージに合っていました。アマチュアにとっても非常にやさしいクラブだと思います」と中島氏は話す。
そのドライバーのシャフトを見てみると、プロジェクトXの『Even Flow』というシャフトが入っている。「シャフトは日本ではほとんど出てないです。さくらプロだけ。勝手に走って助けてくれるシャフトではなく、ある程度落ち着いた動きをし、ほどよくつかまるといった感じ。フェードヒッターに向いている。『タイミングが取りやすかった』と聞いています」(中島氏)。ヘッドのつかまりが良いので、シャフトはヘッドの邪魔をせず、タイミング重視で選んだようだ。
使っているのは横峯さくらだけ!? ドライバーのシャフトは『Even Flow』【写真】
「飛距離が落ちてしまうと米ツアーでは戦えません。キャリーで230ヤードはほしいんです。ブレ幅も抑えたい」。そんな横峯が選んだドライバーは『マーベリックマックスだった。「ミスしたときも騙せるというか、スイートスポットが広くてやさしいですね。今年の1月にテストして、その日に持って帰りました」とお気に入り。横峯がクラブに求めるものは何なのか、キャロウェイのツアーレップ、中島淳氏に聞いた。
■ドライバーはやさしいヘッドと癖のないシャフトの組み合わせ
横峯といえば、ずっとゼクシオを使っていた流れがあり、昨年はピンのG400を使っていたり、基本的にやさしいヘッドを好む。形や大きさは気にしない。「さくらプロの持ち球はフェード(左に出て右に戻ってくる弾道)なので、ある程度つかまりは必要なんですよね。つかまらないとフェードは打てない。でもつかまりすぎるヘッドだと右に戻ってきません。(マーベリックの)サブゼロだとヘッドの重心距離が短いので、インパクトでピュッとヘッドが返って左から左に抜けたりします。彼女はそれを1番嫌がる。それが出た瞬間に(このクラブは)ないです、となるわけです。また、あまりスピン量が少ないとコントロールがしにくい。その点でマーベリックマックスは出球、スピン量ともにイメージに合っていました。アマチュアにとっても非常にやさしいクラブだと思います」と中島氏は話す。
そのドライバーのシャフトを見てみると、プロジェクトXの『Even Flow』というシャフトが入っている。「シャフトは日本ではほとんど出てないです。さくらプロだけ。勝手に走って助けてくれるシャフトではなく、ある程度落ち着いた動きをし、ほどよくつかまるといった感じ。フェードヒッターに向いている。『タイミングが取りやすかった』と聞いています」(中島氏)。ヘッドのつかまりが良いので、シャフトはヘッドの邪魔をせず、タイミング重視で選んだようだ。