中国政府が年内の国際大会を行わないことを発表。これにより上海で開催される男子の「WGC-HSBCチャンピオンズ」（10月29日〜11月1日）、米国女子ツアーの「ビュイックLPGA上海（10月15〜18日）が開催できなくなることになる。

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同じく中国で開催されるWTAファイナルスを含む少なくともWTAの6つのテニス試合、ATPトーナメントのプロ男子テニス、またF1の上海クランプリなども中止となる。

米LPGAツアーは7月29日開幕の「LPGAドライブ・オン選手権」（オハイオ州）で再開の予定で、8月には「全英AIG女子オープン」の開催が決まったことから、8日に選手とマイク・ワン会長とのミーティングを開かれた。
その中で秋のアジアシリーズの開催が危ぶまれていることにも言及。中国以外に韓国、台湾に続き日本の「TOTOジャパンクラシック」（11月6〜8日）の開催が予定されているが、もしアジアシリーズがなくなれば、ドライブ・オン選手権のようにLPGAツアーが主催するトーナメントの開催も検討されるという。

秋には少しは収束が見えるのではという願いも当初はあったが、男子には「ZOZOチャンピオンシップ」（10月22〜25日）という日本にとっては一大イベントも待っている。秋のアジアシリーズは男女ともに難しい局面を迎えそうだ。（文・武川玲子＝米国在住）