いよいよ今週の20日(木)から、今季の海外女子メジャー初戦「AIG女子オープン」が行われる。昨年大会で日本勢として42年ぶりに海外女子メジャー制覇を成し遂げた渋野日向子は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が相次いだことから今大会が自身初の“ディフェンディングチャンピオン”としての戦いとなる。そこで大会を前に“スマイル・シンデレラ”が誕生した、昨年大会の72ホールを振り返る。今回は初日のラウンドをプレーバックする。
昨年の全英女子オープンを写真で振り返る
初めての海外メジャー大会に挑んだ渋野。当然ながら戦前の期待値はそれほど高くなく、大会週の火曜と水曜に行われたプロアマのメンバーには入らずにマイペースで最終調整を続けた。渋野自身が口にした目標も「予選通過をして、そこから上位を目指したい」。あくまで4日間戦うことだけを考えていた。
そして、8月1日の日本時間午後3時25分に“人生を変えた4日間”がスタートした。日本勢の切り込み隊長として世界ランク4位(当時)のミンジー・リー(オーストラリア)、メジャー2勝のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)とともにティオフした渋野は、いきなり上位をにぎわせる。
アウトスタートの前半は4番でボギー、8番でバーディと静かな立ち上がり。しかし、バックナインに入ると、一気に加速する。
折り返し直後の10番で、この日2つ目のバーディを奪うと、12番まで3連続バーディ。15番でもスコアを伸ばすと、17番パー3でティショットを1mにつけた。このパットを流し込み、首位タイに浮上した。さらに18番でも5mを沈め、後半「30」の猛チャージ。6アンダーまで伸ばし、リーダーボードの頂点に『Hinako Shibuno』の名を刻んでのホールアウトとなった。
昨年の全英女子オープンを写真で振り返る
初めての海外メジャー大会に挑んだ渋野。当然ながら戦前の期待値はそれほど高くなく、大会週の火曜と水曜に行われたプロアマのメンバーには入らずにマイペースで最終調整を続けた。渋野自身が口にした目標も「予選通過をして、そこから上位を目指したい」。あくまで4日間戦うことだけを考えていた。
そして、8月1日の日本時間午後3時25分に“人生を変えた4日間”がスタートした。日本勢の切り込み隊長として世界ランク4位(当時)のミンジー・リー(オーストラリア)、メジャー2勝のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)とともにティオフした渋野は、いきなり上位をにぎわせる。
アウトスタートの前半は4番でボギー、8番でバーディと静かな立ち上がり。しかし、バックナインに入ると、一気に加速する。
折り返し直後の10番で、この日2つ目のバーディを奪うと、12番まで3連続バーディ。15番でもスコアを伸ばすと、17番パー3でティショットを1mにつけた。このパットを流し込み、首位タイに浮上した。さらに18番でも5mを沈め、後半「30」の猛チャージ。6アンダーまで伸ばし、リーダーボードの頂点に『Hinako Shibuno』の名を刻んでのホールアウトとなった。