今週20日(木)にスコットランドで海外メジャー「AIG女子オープン」(前全英AIG女子オープン)が開幕する。渋野日向子にとって昨年の全英は、大きく人生を変える一戦となった。日本女子42年ぶりのメジャー制覇を成し遂げ、一躍日本ゴルフ界の主役になったが、プレーのみならず独特のコメントでも話題になった。そこで昨年現地で発されたものを含め、1年前の全英にまつわるシブコ節の一部をおさらいしてみよう。
優勝カップが高々と… 昨年の全英女子オープンを写真で振り返る
■「しぶの全英出られるってよ」
すべてはこの一言から始まった? 昨季の国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」の結果、逆転で全英切符を獲得。それを自身のインスタグラムで報告した時に添えたメッセージがこれだった。どこか他人事のような脱力感が、渋野らしさにあふれていた。
■「最低でも来年の出場権がもらえる15位以内とかいわれますが…できません(笑)」
全英出場のため出国した羽田空港での一言。15位以内に入ると翌年の出場権を得られるため、そこが当初の目標だった。帰ってきた時には出場権はおろか、優勝トロフィーも手にしているとは、この時想像もできなかったわけで…。
■「雰囲気も日本。北海道の芝と似ていますね」
開幕前に、昨年の会場となったイングランドのウォーバーンGCを初めて回った時の感想がこれ。リンクスではなく、戦前から日本選手向きとも言われていたが、海外メジャーを間近に控えた緊張感をあまり感じさせない言葉だった。
■「そんなのゼロです」
首位と1打差の2位タイで滑り出した大会初日、海外メディアにとって、渋野はまったく情報がない存在で興味津々の様子だった。次々と投げられる質問のなかには『4月に国内初優勝を果たしたのがメジャーなら、今回は世界のメジャーで優勝を狙う?』というものも。これを聞いた渋野からは、“ゼロ”という本音が漏れた。
優勝カップが高々と… 昨年の全英女子オープンを写真で振り返る
■「しぶの全英出られるってよ」
すべてはこの一言から始まった? 昨季の国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」の結果、逆転で全英切符を獲得。それを自身のインスタグラムで報告した時に添えたメッセージがこれだった。どこか他人事のような脱力感が、渋野らしさにあふれていた。
■「最低でも来年の出場権がもらえる15位以内とかいわれますが…できません(笑)」
全英出場のため出国した羽田空港での一言。15位以内に入ると翌年の出場権を得られるため、そこが当初の目標だった。帰ってきた時には出場権はおろか、優勝トロフィーも手にしているとは、この時想像もできなかったわけで…。
■「雰囲気も日本。北海道の芝と似ていますね」
開幕前に、昨年の会場となったイングランドのウォーバーンGCを初めて回った時の感想がこれ。リンクスではなく、戦前から日本選手向きとも言われていたが、海外メジャーを間近に控えた緊張感をあまり感じさせない言葉だった。
■「そんなのゼロです」
首位と1打差の2位タイで滑り出した大会初日、海外メディアにとって、渋野はまったく情報がない存在で興味津々の様子だった。次々と投げられる質問のなかには『4月に国内初優勝を果たしたのがメジャーなら、今回は世界のメジャーで優勝を狙う?』というものも。これを聞いた渋野からは、“ゼロ”という本音が漏れた。