パッティング練習は、長い距離以外にも毎朝6時から約3時間みっちり行った。それらショートゲームの練習の成果は、72ホールで3パット1回という形となって表れた。
また、ショットでも様々な状況を想定していた。「傾斜マットを作って、どんな球が出るかを確認。そこから風の想定を加えて練習しました。ティショット以外は傾斜地から打つことがほとんどですから」。左風の前足下がり、アゲインストの左足上がり…などなど頭の体操のようなメニューで備えた。
その結果、現地で慌ててポッドバンカーの練習したり、風や傾斜地の対策をしなければいけない、ということなく、コースマネジメントに集中できた。
■トレーニングの面でも全英対策 あえて“不安定”に
技術以外の面でもこれでもかというくらい準備した。クラブは上田の経験をもとに、以前使用していたスピン量の少ないものに替えた。ぶっつけ本番ではなく、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でもバッグに入れて感触を確かめた。また、UTは強風に備えて通常の4番、6番ではなく、3番と5番をバッグイン。風に流されない14本を選び抜いた。
トレーニングも“全英”スタイルに変えた。伊藤久トレーナーと「全英にはどういう体づくりをしたらいいか」を考えた結果、傾斜地や強風を踏まえると不安定な状況が日本よりも多い。だから、あえて左右のバランスを崩しての体幹トレーニングや股関節で踏ん張るなど、これまでとは違ったメニューも取り入れた。
また、ショットでも様々な状況を想定していた。「傾斜マットを作って、どんな球が出るかを確認。そこから風の想定を加えて練習しました。ティショット以外は傾斜地から打つことがほとんどですから」。左風の前足下がり、アゲインストの左足上がり…などなど頭の体操のようなメニューで備えた。
その結果、現地で慌ててポッドバンカーの練習したり、風や傾斜地の対策をしなければいけない、ということなく、コースマネジメントに集中できた。
■トレーニングの面でも全英対策 あえて“不安定”に
技術以外の面でもこれでもかというくらい準備した。クラブは上田の経験をもとに、以前使用していたスピン量の少ないものに替えた。ぶっつけ本番ではなく、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でもバッグに入れて感触を確かめた。また、UTは強風に備えて通常の4番、6番ではなく、3番と5番をバッグイン。風に流されない14本を選び抜いた。
トレーニングも“全英”スタイルに変えた。伊藤久トレーナーと「全英にはどういう体づくりをしたらいいか」を考えた結果、傾斜地や強風を踏まえると不安定な状況が日本よりも多い。だから、あえて左右のバランスを崩しての体幹トレーニングや股関節で踏ん張るなど、これまでとは違ったメニューも取り入れた。