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なぜ上田桃子は全英でクロスバンカーにつかまらなかったのか? 3種の握りで高さを調整していた【辻にぃ見聞】

なぜ上田桃子は全英でクロスバンカーにつかまらなかったのか? 3種の握りで高さを調整していた【辻にぃ見聞】

配信日時:2020年8月31日 12時00分

「順位がどうとか賞金がどうとかといった欲よりも、自分が決めたことをやりきることに全力を注いでいるように見えました。熊本の方々に頑張っている姿を見せたいという気持ちも良い方向に働いていたと思います。“我慢、我慢”といった踏ん張りがとてもありました」

■この経験を今回だけで終わらせない

メジャーでキャリアハイという順位、やり切った集中力だけでなく、技術面にも収穫があった。

「技術的にこれだという希望は見えました。ショットもパッティングも今後のツアーに出るうえでヒントがありました」と辻村氏。パッティングで言えばすべては明かしてくれなかったが、「いつもよりも構えてから打つのが早かった。それはすなわち強風のなかでしたが、とても決断力があったということ。迷わない方法を取り入れた結果だと思います」。72ホールで3パットはわずかに1度。数字が効果をはっきりと示している。

だからこそ、それらすべてを今後に活かしていかなければいけないと辻村氏はいう。上田も終了後の会見で「これを自信に残りのツアーを頑張りたい」と話した。今後の海外メジャーについても慎重な姿勢を見せつつ、「準備が整えば」とコメントも出している。

「技術的なこと、道具や体を準備することはもちろん、全英だけでなくどんなコースでもコースマネジメントを徹底していければ、もっともっと上に行けると思います。今回得た引き出しをしっかりと今後の試合でも出していけるように、チームで頑張っていきたいと思います」

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