そのときキャディとの間で何が起こったのか。「(ティショットの)球筋のイメージが合わなかった。キャディさんは右から風が来ていたから、右に打って欲しかったんだけど、私はフェードヒッターだから、ピンに打ち出して風と喧嘩させてピンに落ちるのが良かった。それが自分の頭の中で最後まできれいにイメージできなくて…。試合ではやってはいけない自分のメンタルが導いたスイングミスです」と反省する。
全英ではズルズルと後退してしまったが、この日の河本は違った。「でもまだ残りホールがありましたし、絶対に予選落ちはしたくないっていう思いだけで次のホールに行きました」と、15番パー4では15メートルの大きなスライスラインを見事に入れてバウンスバック。負の流れを止めた。
ピンを攻めたい河本と、セーフティにいきたいキャディとのやりとりは数ホール続いたが、安定したプレーで何とかスコアをまとめて見せた。言葉の壁もありキャディには自分の言いたいことは「まだ50%」しか伝えられていない。練習ラウンドには帯同する通訳には、「I wanna tryと言いなさいと言われている」という。
米国女子ツアーで9試合目を迎えたが、まだ1年目のルーキー。英語でのコミュニケーションがうまくとれず、周りを見ている余裕はない。しかし、「こうやってメジャーを経験したり、すごい選手が周りにいる中で自分がプレーしていることにすごく誇りを持てますし、やっぱりここで勝ちたい、ここで戦いたい、ここで世界のトップ選手と肩を並べたいっていう思いがすごく強くなっていっている」という河本。初めて迎えるメジャーの決勝ラウンドへは「楽しみです。あと2日間は思い切ってプレーしたい」と、がむしゃらにいく。
全英ではズルズルと後退してしまったが、この日の河本は違った。「でもまだ残りホールがありましたし、絶対に予選落ちはしたくないっていう思いだけで次のホールに行きました」と、15番パー4では15メートルの大きなスライスラインを見事に入れてバウンスバック。負の流れを止めた。
ピンを攻めたい河本と、セーフティにいきたいキャディとのやりとりは数ホール続いたが、安定したプレーで何とかスコアをまとめて見せた。言葉の壁もありキャディには自分の言いたいことは「まだ50%」しか伝えられていない。練習ラウンドには帯同する通訳には、「I wanna tryと言いなさいと言われている」という。
米国女子ツアーで9試合目を迎えたが、まだ1年目のルーキー。英語でのコミュニケーションがうまくとれず、周りを見ている余裕はない。しかし、「こうやってメジャーを経験したり、すごい選手が周りにいる中で自分がプレーしていることにすごく誇りを持てますし、やっぱりここで勝ちたい、ここで戦いたい、ここで世界のトップ選手と肩を並べたいっていう思いがすごく強くなっていっている」という河本。初めて迎えるメジャーの決勝ラウンドへは「楽しみです。あと2日間は思い切ってプレーしたい」と、がむしゃらにいく。