それでも、「まず安定感がまったくないですし、爆発力もそんなにあるわけではないですし、まず飛距離も全然足りないと思うし、スピン量もそうですし、とりあえず足りないものが多すぎる。上位の名前を見ていると経験も必要なのかなとすごく感じました」と思いつく限りの課題を挙げ、結果にも内容にもまったく満足はしていない。
昨年の全英優勝のインパクトが強すぎて忘れてしまいがちだが、今大会は渋野にとって初めての米国本土での試合だった。しかも、それがメジャーの舞台。今年、チームの合宿で訪れるまで、プライベートでも米国本土を訪れたこともなかったのだ。その初めてだらけのなかで予選を通過したのに、「久々に4日間戦えて良かったかなと思う部分も20%くらいあります」とやはり自分に厳しい。
国内開幕戦とスコットランド2戦の3試合では、予選通過できなかったが、4戦目にして初めて決勝ラウンドでプレーした。ようやくこれからがスタート。「今の私に大切なのは予選を通過することだと思う。今回やっと予選通過できて、4日間戦うことの大切さをすごく感じました。次はアメリカ2戦目ではあるので、気候の違いだったり、芝の違いだったり、いろんなところでいろんな経験をして、これからの自分につなげていけたらなと思います」と、米国での3試合への意気込みを語った。
前日には大坂なおみの全米オープン制覇のニュースが舞い込んだ。それについて聞かれると、「本当にすごい方だなと思います。いろんなプレッシャーがあると思うんですけども、それをはねのけて、自分らしく生きていると思いますし、しっかりと結果を出されていて、同じスポーツ選手として本当に心からすごいなと思いました」。渋野は最上級の尊敬をどうにか表し、それでいて自分が尊大にならないよう、気を付けながら言葉を並べた。
しかし、その大坂なおみもいきなり勝ったわけではない。ニューヨークに住んでいて英語が標準語。世界最高峰のATPツアーを何試合も経験してから、メジャー優勝を達成している。一方、初めて出場したメジャーで優勝して、初めての米国本土の試合で予選を通る21歳も、渋野の言葉を借りれば「しっかりと結果を出されている」のではないだろうか。
昨年の全英優勝のインパクトが強すぎて忘れてしまいがちだが、今大会は渋野にとって初めての米国本土での試合だった。しかも、それがメジャーの舞台。今年、チームの合宿で訪れるまで、プライベートでも米国本土を訪れたこともなかったのだ。その初めてだらけのなかで予選を通過したのに、「久々に4日間戦えて良かったかなと思う部分も20%くらいあります」とやはり自分に厳しい。
国内開幕戦とスコットランド2戦の3試合では、予選通過できなかったが、4戦目にして初めて決勝ラウンドでプレーした。ようやくこれからがスタート。「今の私に大切なのは予選を通過することだと思う。今回やっと予選通過できて、4日間戦うことの大切さをすごく感じました。次はアメリカ2戦目ではあるので、気候の違いだったり、芝の違いだったり、いろんなところでいろんな経験をして、これからの自分につなげていけたらなと思います」と、米国での3試合への意気込みを語った。
前日には大坂なおみの全米オープン制覇のニュースが舞い込んだ。それについて聞かれると、「本当にすごい方だなと思います。いろんなプレッシャーがあると思うんですけども、それをはねのけて、自分らしく生きていると思いますし、しっかりと結果を出されていて、同じスポーツ選手として本当に心からすごいなと思いました」。渋野は最上級の尊敬をどうにか表し、それでいて自分が尊大にならないよう、気を付けながら言葉を並べた。
しかし、その大坂なおみもいきなり勝ったわけではない。ニューヨークに住んでいて英語が標準語。世界最高峰のATPツアーを何試合も経験してから、メジャー優勝を達成している。一方、初めて出場したメジャーで優勝して、初めての米国本土の試合で予選を通る21歳も、渋野の言葉を借りれば「しっかりと結果を出されている」のではないだろうか。