<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇11日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>
韓国のキム・セヨンが、海外女子メジャー初制覇を果たした。4日間通算「266」ストローク、最終日に叩き出した「63」も大会最少。圧倒的な強さで、追いすがる母国の英雄、インビー・パークを5打差で振り切った。
日本ナンバー1 畑岡奈紗のドライバーショット【連続写真】
「一度もスコアボードを見なかった。インビーが上がって来るのは分かっていた。自分のプレーに集中して、自分のゲームプランしか考えていなかった」。ひと組前を回るメジャー通算7勝、米ツアー通算20勝のインビーの存在を頭から消し、ひたすらバーディを獲り続けた。終わってみればこの日のベストスコア。一度も3打差以内に踏み込ませず、メジャータイトルをたぐり寄せた。
セヨンといえば米ツアーの72ホール最多アンダーパー記録「31アンダー」を保持するほどの爆発力が魅力。一度バーディの波に乗ると止まらないのが強み。今大会でもまったく勢いを失うことなく最後まで駆け抜けたが、さすがに昨晩はプレッシャーに押しつぶされそうになったと明かした。
「なかなか寝つけなくて、今朝の目覚まし時計の時間を予定より30分遅くセットしていた」と、思わぬハプニングもあった。それだけメジャー制覇という重圧と戦っていた。2015年の米ツアーデビューから毎年勝利を重ねてきたが、これでやっとビッグタイトルを獲得。「長かった。ようやくメジャーで勝てた」と、心から喜びを噛みしめた。
韓国のキム・セヨンが、海外女子メジャー初制覇を果たした。4日間通算「266」ストローク、最終日に叩き出した「63」も大会最少。圧倒的な強さで、追いすがる母国の英雄、インビー・パークを5打差で振り切った。
日本ナンバー1 畑岡奈紗のドライバーショット【連続写真】
「一度もスコアボードを見なかった。インビーが上がって来るのは分かっていた。自分のプレーに集中して、自分のゲームプランしか考えていなかった」。ひと組前を回るメジャー通算7勝、米ツアー通算20勝のインビーの存在を頭から消し、ひたすらバーディを獲り続けた。終わってみればこの日のベストスコア。一度も3打差以内に踏み込ませず、メジャータイトルをたぐり寄せた。
セヨンといえば米ツアーの72ホール最多アンダーパー記録「31アンダー」を保持するほどの爆発力が魅力。一度バーディの波に乗ると止まらないのが強み。今大会でもまったく勢いを失うことなく最後まで駆け抜けたが、さすがに昨晩はプレッシャーに押しつぶされそうになったと明かした。
「なかなか寝つけなくて、今朝の目覚まし時計の時間を予定より30分遅くセットしていた」と、思わぬハプニングもあった。それだけメジャー制覇という重圧と戦っていた。2015年の米ツアーデビューから毎年勝利を重ねてきたが、これでやっとビッグタイトルを獲得。「長かった。ようやくメジャーで勝てた」と、心から喜びを噛みしめた。