＜全米女子オープン　最終日＞◇11日◇ザ・ブロードムーアGC イーストコース(7,047 ヤード・パー71)

　4日間連続でサスペンデッドとなるなど、天候に悩まされた今季の米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」。今大会を象徴するようにやはりすんなりとは決着を見なかった。

宮里藍6位タイフィニッシュ「メジャー優勝に現実味を持てた」

　1打差の2位でこの日3ホールを残していたリュウ・ソヨン(韓国)が最終18番でバーディを奪い、トータル3アンダーですでにホールアウトしていたセオ・ヒーキョン(韓国)と並んで首位タイフィニッシュ。勝負は16番、17番、18番の3ホールによるストロークプレーのプレーオフに持ち込まれた。

　明暗が分かれたのが17番パー5。セオ・ヒーキョンがボギーとしたのに対し、リュウ・ソヨンはバーディを奪取。ここで一気に2ストロークの差がついてしまう。結局18番でもバーディを奪ったリュウ・ソヨンがプレーオフで圧倒しメジャータイトルを手にした。「全米女子オープンで優勝出来るなんて信じられない」韓国にまた新たな注目選手が誕生した。

【最終結果】
1位T：セオ・ヒーキョン(-3)
1位T：リュウ・ソヨン(-3)
3位：クリスティ・カー(-1)
4位：アンジェラ・スタンフォード(E)
5位：宮里美香(+1)
6位T：宮里藍(+2)
6位T：カリー・ウェブ(+2)
6位T：インビー・パーク(+2)