＜全英リコー女子オープン　2日目◇29日◇カーヌスティゴルフリンクス(6,490ヤード・パー72)＞

　イギリスにあるカーヌスティゴルフリンクスで開催されている「全英リコー女子オープン」の2日目。初日3アンダー7位タイと好スタートを見せた宮里美香がいきなり魅せた。

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　1番パー4のセカンドはピンに向かって一直線に飛ぶと、そのままカップイン。「ギャラリーが拍手していたから近いんだろうなと思っていたんですけど、入っているとは思わなかった」。キャディからパターを受け取り歩き出したところで、同組のヤニ・ツェンから「なんでパター持ってるの？」と言われ今年2回目のイーグルに笑顔を見せた。

　これでスコアを5アンダーとした宮里は、さらに1つスコアを伸ばし前半を終えると、後半13番で一時は7アンダーまで浮上。直後の14番でボギーを叩き、そこからスコアを伸ばせなかったものの、トータル6アンダーの8位タイで決勝ラウンドを迎えることとなった。

　しかし、序盤こそ宮里が主役となっていたが、終わってみれば同組のヤニ・ツェンが“66”を叩き出す会心のラウンドで急浮上。世界ナンバー1のプレーに圧倒された。それでも、「(ヤニは)さすがだなというのもありますが、私もそれくらい行ってた自信はあります」とこの2日間でカーヌスティを攻略する自信は得た。「週末にスコアを伸ばせたら」首位と5打差を猛追する。