米LPGAツアーの「ボランティアズ・オブ・アメリカクラシック」（12月3〜6日・テキサス州ダラス）に出場しているクリスティ・カー（米国）が現地時間4日、第2ラウンド開始前にカートの事故に遭い救急搬送され、大会から棄権していたことがわかった。

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カーは午前7時42分に1番スタートだったが、キャディのマット・ゲルジスとともに事故で負傷。二人はすぐに病院に運ばれ救急で手当を受けたあと、午後には病院を出た。

43才、ツアー通算20勝のカーは第1ラウンドを「72」で回り、1オーバーで首位と4打差の18位につけていたが、大会から棄権した。現時点では次週の「全米女子オープン」（12月10〜13日・テキサス州ヒューストン）への出場は不明。カーは07年、パインニードルスで開催された全米女子オープン覇者で、98年以来毎年出場し今年で23年連続出場を達成するはずだった。

事故の詳細は不明だが、大会に同伴していたカーの夫、エリック・スティーブンス氏によるとその時間はまだ薄暗かったと話している。カーのマネジメント会社からコメント等はまだ発表されていない。（武川玲子＝米国在住）