「今日はアイアンショットが行ってはいけないところばかり」と、飛距離が出ないなかで長いクラブでのセカンドには手を焼いた。そのぶん、今年に入ってから重点的に取り組んできたアプローチでパーを拾った。取りこぼしもあったが、すべてがうまくいった「100点」の初日、さらにうまくいった「120点」の2日目の流れを崩さずに踏みとどまった。
10番のパー4ではティショットを左のラフに打ち込み、前方には木。そこで枝の下を通したセカンドはグリーンの手前に止まった。ピンまで42ヤードのアプローチを、「あの3打目は自分でもビックリするくらい寄ってくれた」と70センチに寄せてパー。続く11番でもグリーン右のバンカーからうまくランを使って難なくパーを拾った。「11番のバンカーショットもよかったですし、アプローチがうまくなったのかなと思ってもいい」と、グリーン周りのしぶとさが光った。
13番でもラフからスピンをかけるアプローチを見せ、17番でもグリーン脇のラフからカップに当たるアプローチを披露した。「中身、内容を見るといいところもたくさんあった」と、苦しい苦しいラウンドでも、自信を深めることができた。
難コンディションの中でのプレーで、一見ショットが悪そうにうつるが、決してそんなことはない。「安全な場所に打てば難しいパットが残る」というピンポジションを果敢に攻めていき、ミスをしてもパーを拾うという、渋野の新境地が見られたラウンドだった。「奇跡的に一番上にいる」と控えめに話すが、内容を見れば72ホールを終えてトップに立っていてもなんら不思議はない。
海外メジャー2勝目へ。最終日も拾いまくるゴルフで、全英制覇以来1年4カ月ぶりの頂点を射止めてみせる。
10番のパー4ではティショットを左のラフに打ち込み、前方には木。そこで枝の下を通したセカンドはグリーンの手前に止まった。ピンまで42ヤードのアプローチを、「あの3打目は自分でもビックリするくらい寄ってくれた」と70センチに寄せてパー。続く11番でもグリーン右のバンカーからうまくランを使って難なくパーを拾った。「11番のバンカーショットもよかったですし、アプローチがうまくなったのかなと思ってもいい」と、グリーン周りのしぶとさが光った。
13番でもラフからスピンをかけるアプローチを見せ、17番でもグリーン脇のラフからカップに当たるアプローチを披露した。「中身、内容を見るといいところもたくさんあった」と、苦しい苦しいラウンドでも、自信を深めることができた。
難コンディションの中でのプレーで、一見ショットが悪そうにうつるが、決してそんなことはない。「安全な場所に打てば難しいパットが残る」というピンポジションを果敢に攻めていき、ミスをしてもパーを拾うという、渋野の新境地が見られたラウンドだった。「奇跡的に一番上にいる」と控えめに話すが、内容を見れば72ホールを終えてトップに立っていてもなんら不思議はない。
海外メジャー2勝目へ。最終日も拾いまくるゴルフで、全英制覇以来1年4カ月ぶりの頂点を射止めてみせる。