石川遼の助言をもとに、スイング改造を行っている渋野日向子。クラブを寝かせて下ろしてくるフラットなスイング軌道を意識しているが、石川遼が渋野へ送った助言について語った。

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石川自身も昨年から、新たに田中剛コーチとタッグを組み「腰を動かす、腰を回してくっていうことを大事にしている。コーチと左のミスを徹底的に減らすことをやり続けている。（いまは）右のミスが多いですけど、右のミスはある意味OKとして最初の1年は取り組んでいる」とスイング改造に取り組んできた。

「（渋野が）いろいろな人から、聞きたいことを聞いているという話もあった。僕はショートアイアンの距離感についての話はしました。それでウェッジを4本にしたのは彼女の判断です」という。渋野の戦績も気にしていたようで、海外メジャー「ANAインスピレーション」もテレビ放送で観戦。

「畑岡さんも渋野さんも、他の選手も見ていました。予選落ちはあったかもしれないけど、ショットの内容はすごく良い感じに見えましたし、本人に聞かないとわからないけど、すごく苦しんでいるようには見えない。あまり僕らがとやかく言うことではないと思います」と語った。

渋野が低いトップのスイングに改造したのは、「センスがあるし、当てる能力がある。19年で全英に勝ったときより20年のトップのほうが高いなと僕なりには思っていた。たまたま一緒に練習する機会があって、彼女なりに感じたのかもしれないです」と説明。「本当に頑張ってほしい」と海外への本格参戦を目指す後輩にエールを送った。