＜ロッテ選手権　2日目◇15日◇カポレイGC（米ハワイ州）◇6563ヤード・パー72＞

畑岡奈紗が、土壇場で底力を見せ予選通過を果たした。1アンダーからスタートしたが、前半はスコアが動かず9ホールパーを並べる展開となった。試合は前日に続き伸ばしあいの様相。このままでは決勝ラウンド進出が厳しい状況に追い込まれた。

笹生優花の絶妙パットも！大会2日目ハイライト動画

「ショットがよくなって来ているのに、とにかくパッティングが決められなかった。しっかり打つことを意識してやっていれば、そのうち決められるかなと思っていた」。ようやく来た初バーディは後半の5番。2メートルを決めてのものだった。さらに8番、9番では6メートルを立て続けに決めて連続バーディ。カットラインが3アンダーというなか、この2ホールでトータル4アンダー・52位タイまで浮上し、週末につなげた。

「2アンダーにもっていければと思ってたけど、後半の途中でボードを見たら3アンダーにしないといけないと分かった。残り2つは絶対に獲らなければと思った」。まさに意地のあがり2連続バーディだった。ここまでの4試合で予選落ちが2度。最高順位は52位となかなか本調子とはいかないが、ハワイで最低限の仕事は果たした。

「ショットはだいぶ良くなって来たので、もっと調子を上げられるように頑張りたい」。残り2日間で浮上への糸口を探す。