1998年、男子の「全米オープン」が同コースで開催されたときクリーマーは11歳。両親に連れられて第3ラウンドを観戦した。「そのとき大きなロゴの入った大きな傘を買った。もう古くなったのでこの前捨ててしまった。新しい傘を買うことができる」とクリーマーは喜ぶ。
18歳でプロ転向、高校を卒業する前に初勝利を挙げ一世を風靡。最後の勝利は14年、シンガポールで開催された「HSBC女子世界選手権」。7年間のあいだ未勝利だがクリーマーの目標は「もう一度、勝利すること」。12歳からともに戦って来たスイングコーチのデービッド・ウェランとは一時は別々の道を歩んだが、昨年再びタッグを組んだ。現在はフロリダ州オーランドに暮らすクリーマーは、コーチのいるブラデントンビーチへと通う日々。
「ツアーを休んでいる日々は戦うことが恋しかった。例えプレーしていなくてもずっとゴルフを考えていた。今の目標は勝つことと安定したプレーをすること。手首の痛みはすっかりなくなった。本当に楽しみにしている」。5月20日に開幕する「ピュアシルク選手権」でツアー復帰、全米女子オープンはその2週後に開催される。(文・武川玲子=米国在住)
18歳でプロ転向、高校を卒業する前に初勝利を挙げ一世を風靡。最後の勝利は14年、シンガポールで開催された「HSBC女子世界選手権」。7年間のあいだ未勝利だがクリーマーの目標は「もう一度、勝利すること」。12歳からともに戦って来たスイングコーチのデービッド・ウェランとは一時は別々の道を歩んだが、昨年再びタッグを組んだ。現在はフロリダ州オーランドに暮らすクリーマーは、コーチのいるブラデントンビーチへと通う日々。
「ツアーを休んでいる日々は戦うことが恋しかった。例えプレーしていなくてもずっとゴルフを考えていた。今の目標は勝つことと安定したプレーをすること。手首の痛みはすっかりなくなった。本当に楽しみにしている」。5月20日に開幕する「ピュアシルク選手権」でツアー復帰、全米女子オープンはその2週後に開催される。(文・武川玲子=米国在住)