■米国での悔しさは米国で晴らす 大叩きから快進撃まで
ANAを含め米ツアー3連戦に挑んだ渋野。悔しいファイナルラウンド直後にはすぐさま調子を取り戻すと「キャンビア・ポートランド・クラシック」で24位、「ショップライトLPGAクラシック」でも27位に入り、東海岸の大一番に向かった。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は大会前から厳しい戦いが予想された。モンスター級に設定されたコースセッティングの初日。渋野は耐えに耐えてイーブンパー・13位の滑り出しを見せる。ところがここでもANAと同じく2日目にスコアを落とし一気に46位に下降。週末には進んだが3日目にさらにスコアを落とすと最終58位という成績に終わった。
ここで出たのが「メジャー覇者の肩書きを捨ててもいい」という言葉だった。約2カ月の海外遠征では課題ばかりが見つかった形となったが、ここで感じた屈辱が、その後の原動力になる。日本ツアーに一度戻り最終戦まで戦い再び調子を取り戻すと、12月の全米女子オープン出場のため、再渡米した。
記憶に新しい半年前の戦い。初日から2位の好スタートを切ると2日目にはさらにスコアを伸ばして3打のリードを持って単独首位で折り返した。3日目にはスコアを落とすもリードを守って、いざ最終決戦。そこで思わぬ水入りで、渋野は日曜日の最終ラウンドをスタートできずに、勝負は月曜日へと持ち越された。
厳しい寒さが襲ったコースで渋野は大苦戦。「これがいまの実力」とホールアウト後に話したとおり、2ラウンド連続で3つ落とした渋野は、結果的に4位で終戦。「この1週間で、アメリカでやりたいという気持ちがさらに強まりました。この悔しさは米ツアーでしか晴らせない。絶対にここで戦います」。心に強く誓った。
ANAを含め米ツアー3連戦に挑んだ渋野。悔しいファイナルラウンド直後にはすぐさま調子を取り戻すと「キャンビア・ポートランド・クラシック」で24位、「ショップライトLPGAクラシック」でも27位に入り、東海岸の大一番に向かった。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は大会前から厳しい戦いが予想された。モンスター級に設定されたコースセッティングの初日。渋野は耐えに耐えてイーブンパー・13位の滑り出しを見せる。ところがここでもANAと同じく2日目にスコアを落とし一気に46位に下降。週末には進んだが3日目にさらにスコアを落とすと最終58位という成績に終わった。
ここで出たのが「メジャー覇者の肩書きを捨ててもいい」という言葉だった。約2カ月の海外遠征では課題ばかりが見つかった形となったが、ここで感じた屈辱が、その後の原動力になる。日本ツアーに一度戻り最終戦まで戦い再び調子を取り戻すと、12月の全米女子オープン出場のため、再渡米した。
記憶に新しい半年前の戦い。初日から2位の好スタートを切ると2日目にはさらにスコアを伸ばして3打のリードを持って単独首位で折り返した。3日目にはスコアを落とすもリードを守って、いざ最終決戦。そこで思わぬ水入りで、渋野は日曜日の最終ラウンドをスタートできずに、勝負は月曜日へと持ち越された。
厳しい寒さが襲ったコースで渋野は大苦戦。「これがいまの実力」とホールアウト後に話したとおり、2ラウンド連続で3つ落とした渋野は、結果的に4位で終戦。「この1週間で、アメリカでやりたいという気持ちがさらに強まりました。この悔しさは米ツアーでしか晴らせない。絶対にここで戦います」。心に強く誓った。