適応力に関しては、「全くない。本当に英語とか全然」と笑う。「イ・ジョンウン6さんとちょっとコミュニケーションを取るようになって、会うたびに『アニョーン』（韓国語のあいさつ）って言ってます（笑）。ほかの国の選手とコミュニケーションがちょっとずつ取れるようになっているのはすごくうれしい」。火曜日もチョン・インジ（韓国）とともに練習ラウンドを回った。“共通言語”の笑顔も織り交ぜつつ、周囲の支えも大きな力となっている。

昨年優勝争いを繰り広げたこの大会は、「5大メジャーのなかで1番大きい大会。やっぱりいつかは勝ちたい」というタイトルだ。『今週は？』という話を振られると、「ほええ、まだ何も勝てる要素がない（笑）。まだまだだなと思うし、今持っているものを最大限発揮するけど…、いや今回はちょっと難しいわ（笑）」と苦笑いを浮かべる。充実した米国生活のなか、2つ目のビッグタイトル獲得を目指してほしい。