トータル4アンダーでホールアウトした笹生優花と畑岡奈紗の日本勢2人が、優勝をかけプレーオフを争った。この結果、サドンデスとなった3ホール目にバーディを奪った笹生に軍配。日本女子として樋口久子、渋野日向子に続く、3人目のメジャー女王の座につき、優勝賞金100万ドル（約1億900万円）を手にした。

この2人以外では上原彩子が決勝ラウンドまで進み、トータル3オーバー・41位タイ。渋野日向子、勝みなみら日本勢8人は予選落ちした。

今週は10〜13日に「LPGAメディヒール選手権」をカリフォルニア州のレイク・マーセドGCで開催。笹生は今回の優勝で米ツアーメンバー入りを果たしたが、この試合は出ないことを明言した。日本勢では上原、野村敏京、山口すず夏の3人が出場を予定している。

■欧州男子「ポルシェヨーロピアンオープン」（6月5〜7日、ドイツ・グリーンイーグルGC、賞金総額120万ユーロ＝約1億6000万円）

欧州の入国規制の問題などから土曜日から月曜日の変則3日間競技となった大会は、2日目を終え、マシュー・サウスゲート（イングランド）とマーベリック・アントクライフ（オーストラリア）がトータル5アンダーの首位タイに並んでいる。川村昌弘はトータル2オーバーの46位タイで決勝ラウンドに進んだ。

次戦は今週10〜13日にスウェーデンのバルダG＆CCで、「スカンジナビアミックス」が行われる。川村もエントリーリストに名を連ねている。