＜全米女子オープン　最終日◇6日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース（米カリフォルニア州）◇6457ヤード・パー71＞

畑岡奈紗とのプレーオフを制し、「全米女子オープン」優勝を決めた笹生優花が、米国女子ツアーの賞金ランキングでいきなり1位に躍り出た。

笹生優花とマキロイのスイングを徹底比較！

優勝直後に米ツアーからメンバー登録の話しを受け、即座にこれを受諾しメンバーとなった笹生。すでにツアーの部門別数字が更新され、優勝賞金100万ドル（約1億900万円）を獲得した笹生が、賞金ランキングでトップに立った。

また、年間を通して実施されている各大会の順位に基づいた獲得ポイントによるポイントレースでも650ポイント獲得し、いきなり19位にランクインした。敗れた畑岡も一気にランクアップ。ポイントレースでは先週までの114位から26位に浮上し、賞金ランキングでも7位につけている。

米ツアーは今年から、一発勝負の要素が多い賞金ランキングではなく、各大会の活躍度合いが正確に反映されるポイントレースの順位により翌年の出場資格を付与すると発表済み。とはいえ、破格の賞金額で一気にランキングを上げることもプロとしての醍醐味の一つ。笹生はまさに一攫千金を果たしたいい例といえる。