■男子チックなゴルフを展開 笹生優花は球を曲げられる
そんな“頂上決戦”を制したのが笹生。辻村氏は昨年の全米女子オープンで見た笹生の練習が今回の優勝にもつながったとみている。
「アイアンのフェースにシールを貼る弾道測定器を使ってクラブの入射角からフェースがスクエアかトーダウンしているかなどの細かいデータをとりながら試行錯誤していました。そのデータを見ながら楽しそうに球を曲げたりしていました。頭の良さを感じるとともに、球を曲げてゴルフができる、女子には少ない男子ゴルファーチックなタイプなんだなと思いました。話題となっているマキロイから取り入れたスイングもそうですが、男子から技術を学んで取り入れられる選手だと思います」
そのマキロイに似たスイングは「トップのポジションやダウンスイングなんかはもはやコピー的ですよね」と辻村氏も感じているが、「マキロイの動画を擦り切れるほど見たんでしょうね」と、スイング以外の別のところからも感じたという。
「パッティングも1つ1つの動作からリズムまでかなり似ていますよね。打った後にグリッププレッシャーを抜いてポンとパターを地面に置くところなんかもそっくりですよね。そのくらい一部始終を見ているということ。そのためには体力が必要だと思い取り組んだ。そういった取り入れ方は非常にいいと思います」
■2人の戦いは今後の日本勢への物差しに 育成のためにもハードセッティングな大会を
そんな“頂上決戦”を制したのが笹生。辻村氏は昨年の全米女子オープンで見た笹生の練習が今回の優勝にもつながったとみている。
「アイアンのフェースにシールを貼る弾道測定器を使ってクラブの入射角からフェースがスクエアかトーダウンしているかなどの細かいデータをとりながら試行錯誤していました。そのデータを見ながら楽しそうに球を曲げたりしていました。頭の良さを感じるとともに、球を曲げてゴルフができる、女子には少ない男子ゴルファーチックなタイプなんだなと思いました。話題となっているマキロイから取り入れたスイングもそうですが、男子から技術を学んで取り入れられる選手だと思います」
そのマキロイに似たスイングは「トップのポジションやダウンスイングなんかはもはやコピー的ですよね」と辻村氏も感じているが、「マキロイの動画を擦り切れるほど見たんでしょうね」と、スイング以外の別のところからも感じたという。
「パッティングも1つ1つの動作からリズムまでかなり似ていますよね。打った後にグリッププレッシャーを抜いてポンとパターを地面に置くところなんかもそっくりですよね。そのくらい一部始終を見ているということ。そのためには体力が必要だと思い取り組んだ。そういった取り入れ方は非常にいいと思います」
■2人の戦いは今後の日本勢への物差しに 育成のためにもハードセッティングな大会を