開催が迫っている東京五輪のゴルフ代表候補選手が男女ともに決定した。男子が7月29日〜8月1日、女子が8月4〜7日に行われる。

モデル並み　ネリー・コルダのパーティウェア

先週の世界ランキングで男子の出場候補選手は60人が内定しているが、女子も28日付の世界ランキングを基に60人が内定。日本からは畑岡奈紗と稲見萌寧が霞ヶ関カンツリー倶楽部で戦うことになる。

そのほかの国を見てみると、世界ランキング15位以内に4人が入った米国はネリー・コルダ、ダニエル・カン、レクシー・トンプソン、ジェシカ・コルダの4人。韓国はコ・ジンヨン、インビー・パーク、キム・セヨン、キム・ヒョージュが15位以内最大4人までの枠で内定した。

注目はネリーとジェシカのコルダ姉妹。先週の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で姉妹初のメジャー大会制覇を飾った妹のネリーが世界ランキングでも1位に浮上。仲のいい二人がそろって出場となれば、力も倍増。メダルの有力候補になるだろう。

リオで銀メダルを獲得したリディア・コ（ニュージーランド）、銅メダルのフォン・シャンシャン（中国）も内定。その二人をリオで退け見事ゴールドメダリストに輝いたインビーも注目の一人。ピークを過ぎたといわれながら昨年1勝、今年も1勝を挙げるなど調子を上げてきた。五輪連覇への意気込みも十分。日本ツアー参戦経験も豊富で、優勝候補の一角に違いない。