＜アムンディ エビアン・チャンピオンシップ　2日目◇23日◇エビアン・リゾートGC（フランス）◇6523ヤード・パー71＞

圧巻の10バーディを奪い、一気にスコアを伸ばしたイ・ジョンウン6（韓国）がトータル15アンダーの単独トップに踊り出た。スコアを伸ばして迎えた上がり4ホールで連続バーディ。見事な追い込みを見せた。

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初日を「66」で滑り出したジョンウン6。2日目はその上を行く「61」と、手がつけられない状態。「バーディチャンスが多くあって、楽にプレーできた。パッティングがすごく、すごくよかった」。おもしろいように決まるバーディパットに表情も緩んだ。

10番からスタートした前半だけで4つ伸ばすと、折り返した1番、4番でバーディ。そして上がり4連続バーディへとつなげた。この日のパット数は「23」。パーオン15回にフェアウェイキープも13ホール中10ホール。完璧な内容だった。

ところで、この「61」というスコアはどれほどの記録なのか。実はこのスコアは男女の海外メジャーを通じて最少ストロークタイ。前回達成されたのは2014年本大会のキム・ヒョージュ（韓国）。ちなみに男子の最少記録は、ブランデン・グレイス（南アフリカ）が17年の「全英オープン」で叩き出した「62」。いかに偉大な記録かが分かる。