さらに、その時には胸を熱くする言葉も送られたという。「『男子はメダルを獲ることができなかったから、女子で獲って欲しい』とエールをもらいました。うれしかったです」。7人が戦う“3位決定プレーオフ”のすえ、あと一歩で表彰台を逃した松山からバトンを託された形だ。「私はコロナの影響で1年伸びたからこそ出場できた。今年前半戦で成績を残して、この大会に出られてよかった」。その気持ちを思う存分コースで表現する。
2人はこの日午前中に練習ラウンドを行い、コースの感触と、間もなくに迫った五輪へ気持ちを高めた。それぞれ男子競技開始前に比べ、グリーンが硬くなっているという変化を感じたようで、きょう、明日でさらに感覚を合わせていく。
「(松山が)最後までメダルを目指してプレーしている姿に勇気づけられた。メダルを目標にして練習してきたので、獲れるように頑張りたい」と畑岡がいうように、ジャパンのエースによるメダル争いはチームの士気を高めることにもなった。そこで手が届かなかった日本初の五輪ゴルフ競技のメダルを首にかけ、この4日間を締めくくりたい。(文・間宮輝憲)
2人はこの日午前中に練習ラウンドを行い、コースの感触と、間もなくに迫った五輪へ気持ちを高めた。それぞれ男子競技開始前に比べ、グリーンが硬くなっているという変化を感じたようで、きょう、明日でさらに感覚を合わせていく。
「(松山が)最後までメダルを目指してプレーしている姿に勇気づけられた。メダルを目標にして練習してきたので、獲れるように頑張りたい」と畑岡がいうように、ジャパンのエースによるメダル争いはチームの士気を高めることにもなった。そこで手が届かなかった日本初の五輪ゴルフ競技のメダルを首にかけ、この4日間を締めくくりたい。(文・間宮輝憲)